先週日曜日、毎日書道展をぶらり眺めてきました。
青森在住の友人が入選し作品が展示してあるから、とチケットをいただいたからです。
書道展なるものを見たのがそもそもずいぶん昔のこと。
娘が中学生の時、硬筆の部で入賞したのを見に行った時以来でした。
その時は、小学生の部、中学生の部、高校生の部、一般の部、といった感じで、
さすが一般の人はすごいなぁ、くらいの感想でした。
学生のは半紙に書かれている昔ながらの作品で、一般のは掛け軸に長い半紙?が
貼り付けてあるような体裁だったと記憶しておりました。
今回も友人が入選したということで、そんな感じなのかなぁ、と思って行ったのですが、
まったく違っていました。
そもそも内容、規模とも日本最大の書道展なのだそうです。
会場にちょっと入っただけで、まるで別世界でした。
書道展というよりは、書家の方々のエネルギーが充満しているすごい空間といった感じ。
写真のように、作品はすべて額装されており、半紙+台紙、などというレベルでは
ありませんでした。
果たしてこの中に友人の作品があるのだろうか?
ありました!
実は最初の写真の右から2番目がそれです。
女性らしい優しい雰囲気で、個性的でありながら全体のバランスがいい感じですね。
かな部門、平安時代の新古今和歌集の歌なのだそうです。
「声はして 雲路にむせぶ時鳥 涙やそそぐ宵のむらさめ」(式子内親王)
と書いてあるそうですが、読めますか?
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