御神火点灯の瞬間を今年ほど待ちに待った年はなかった・・・。
なぜ? 寒かったからああああああ!
仙台大崎八幡宮のどんと祭の花形といえば、この裸参り。
『1年の中で一番寒いこの時期に、わざわざ裸になってどうするの?』っていう冷ややかな目と、
『郷土の伝統的行事に一度は参加してみたい』という思いが、自分の中で交錯していました。
エイっ、と初参加したのが3年前。
今にして思うとその年は実に暖かい(?)日で、最高気温が8℃でした。
それでも着替えて建物から出た瞬間、ギョッとしたのを鮮明に記憶しています。
『こんな寒い中をこれから歩いていくのか・・・』
2年目は6℃。
経験の力は大きく、前年より多少寒かったとはいえ、全体像を知っている強みから、
気持ち的にはずいぶん楽でした。それでも足の付け根のリンパがバキバキでした(笑)。
そして今年は3年目0℃(正確にはー0.1℃)。
3年は続けるものだ、と言われていましたので、やらないという選択肢はありませんでした。
出発地点の一番町から、定禅寺通~晩翠通~木町通と練り歩き、
目的地大崎八幡神社には、予定どおり約1時間で到着。
大学病院前あたりでは結構風が強く、胸にツンツン突き刺さってきました。
格好悪いからもちろんやりませんでしたが、胸をさすらないとヤバイのでは、と思ったほど。
そのくらいツンツンがきつかった!
まあしかし、なんとか神社までたどり着き、御神火点火を待つこと約1時間。
冒頭にも書いたとおり、この時間が実に実に長い時間でした。
じっと立っているだけでは凍えそうだったので、男同士、肌を寄せ合ってしのいだのでした(笑)。
その後のタクシー、銭湯、そして居酒屋がパラダイスだったことは言うまでもありません(笑)。
用具のアレンジや神社への申込等、トータルコーディネートをしてくれた宮田陽介さん、
途中のトイレ休憩場所の提供と差し入れをしてくださった宮田達雄さん、
着替え場所を提供してくださった宮城県歯科医師会館様、宮内先生、
そしてサポート役として、総合的にお世話役に徹してくれた平川さん、三浦さんに感謝を捧げます。
ありがとうございました。
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