裏磐梯にある諸橋近代美術館を訪れた方はいらっしゃいますか?
立地の良さももちろんありますが、その建物の威容、ダリを中心としたコレクションの充実度、
素晴らしいとしか言いようがありません。
お金は入口よりも出口が大切、と教えられています。
儲けたお金を自分のためだけに使っている人もいますが、そういう人には憧れません。
この諸橋近代美術館を作ったのは、いわき市で紳士服サンキョウを立上げ、
業態を拡大しつつ業績を大きく伸ばしていった諸橋廷蔵氏。
カジュアル部門のXEBY、スポーツ部門のXEBIOなどがその代表的なブランド。
二代目の友良氏は、選択と集中を進め、スポーツ以外の事業をすべて売却。
逆に、VICTORIAやタケダスポーツ、ゴルフパートナーなどを買収し、全国に730店舗を持つ、
巨大ゼビオホールディングスを築いていったのでした。
単に事業を大きくすることは、将来必ず崩壊に至るわけですが、明確な企業文化と
徹底したガバナンスにより、見事に統制のとれた企業を作り上げていらっしゃいます。
「商品価値」(商品そのものが持っている価値)⇒「使用価値」(それを使用した時に発揮される
価値)⇒「感動価値」(使用して目標達成した時の感動を分かち合う価値)と、価値を発展させる
というあたりは、弊社のような小さい会社でももっと追及すべきポイントだと感じました。
ゼビオホールディングスのこれからが注目されます。
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