インバウンド需要 IN 宮城&東北

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昨年末、北海道に行ったとき、観光バスがズラリ並んでいて、

そのすべてのツアー名が中国語のものでした。

 

中国、台湾、香港のいずれかは不明でしたが、

アジアからの観光客の勢いが凄まじいことをまざまざと体感しました。

 

先日、あるセミナーで次のようなことを学びました。

 

その県から他県へ1人が流出したときの経済損失を埋めるためには、という話です。

 

定住者1名=訪日外国人宿泊観光9名=日本人宿泊観光27名=日本人日帰り観光84名

やはり外国人(特に中国系)の買い物意欲が旺盛なため、こういう結果になるのでしょう。

 

定住者が増えていけば、インバウンドなしでも十分やっていけるのですから、

待機児童対策ほか、子育て支援を手厚くするのは理にかなっているわけです。

 

そのインバウンドの現況ですが、沖縄が前年比800%増、とすばらしい伸びを示しているのに対し、

東北は全体としてわずか数%。

東北六県を全部足しても、函館市一市と同じというのですから、わずかというほかありません。

 

インバウンドは、経済的視点からとらえられることが多いですが、実際には、外国人に

生の日本及び日本人に接してもらう最高のチャンスであり、世界平和にとって最良の機会です。

 

受け入れ側の姿勢として、日本人らしさを磨き、親切にオープンマインドで接したいものです。

2016.09.22:yoshihiro:[コンテンツ]

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