これまで弊社米沢のモデル住宅を参考に、無暖房住宅の可能性を探っていろいろシミュレーションを行ってきました。現在Q値は0.55です
残っているのは開口部の改良で、南、東面の吐き出し開口部を腰窓にし、さらに全体を少な目にすると、Q値は0.51になります。
さまざまな断熱改良を試み、Q値は0.51W/㎡Kまで下がりましたが、
米沢でこれ以上の性能を求めるのは現実的ではなく、この辺が限界のような気がします。
プランによっては、違う結果が出るかも知れませんが、Q値0.3は限りなく不可能に近い数値と分かりました。
そこで仮に、Q値0.51の仕様にした場合、年間の暖房エネルギーを計算すると、灯油換算で76ℓになり、ほぼ無暖房状態になることが分かります。
では、建築コストはどうなるのか、次回です。
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