芋煮
12時間中9時間が移動時間。 気仙沼芋煮振る舞いの旅。 メンバーは私、あっちゃん、ダイマルのOB3人組。 現場に到着したら小国の面々もほとんどが同級生。 「・・・なんか。同級生比率高くない?」 「今回はOBの活動なんですな」 鍋やコンロが九州から。 野菜が小国から。 牛肉が秋田から。 そして里芋が白鷹から集結してのウルトラCです。 今回は小国風芋煮です。 ■芋煮の作り方(小国風) 里芋の皮をむき一口大にカットする。 里芋はヌメリがあるので水でよく洗う。 里芋と糸こんにゃくを水から煮はじめる。 沸騰するとアクが出るのでアクを取る。 アクを取り終えたら牛肉を入れる。(この辺から徐々に醤油投入) 白菜とシメジも投入。 醤油と酒と砂糖で味を調える。 長葱を入れてひと煮立ちすれば出来上がり。 山形の芋煮は庄内のほうに行くと味噌味になったり、村山に行くと牛蒡が入ったりします。 地域ごとにバリエーションが豊富なんですな。 基本は里芋と牛肉と長ネギの3品が入っている事というのが通説です。 白鷹(少なくとも我が家)の芋煮の相違点は以下の通り ・白菜が入らない。 ・糸こんにゃくは平コンをちぎった物である。 ・大根が入る ただ、今回の小国風を見ていてひとつの仮説を立ててみる。 日本で牛肉を食す風習は明治の文明開化時期と言われてます。 文明開化の代名詞となったメニューが「すき焼き」 小国の芋煮にはすき焼きとの共通項が多い。 つまり、現在のスタイルの芋煮のルーツは明治初期のすき焼きから派生しているのではないかと言う仮説です。 そういえば九州から応援に来た人が里芋見て「うわー。凄いヌルヌルだ!」と感動していたな。 九州地方に里芋って無いんだろうか? ※写真は建築中の仮設住宅。 集合場所は公園だと聞いていたのですが公園全部が仮設住宅になっていたので公園だとわかりませんでした。。
2011.11.27