佐藤花屋さんの親父さんが造った「縒り菊」
完全手作りの紙の花です。
昔、冬場には花などありませんでした。
仏壇に飾る花として、先人を敬う心がこういう工芸に結びついたんでしょうね。
現在、この技術を受け継いでいる人間はとても希少です。
そんな縒り菊を、お客さんに見せびらかそうと、店のカウンターに置いてます。
なんと、60代ぐらいの人の反応がすこぶる良いんです。
「・・・・なんて懐かしい」
「・・・・そうだ、こういう花だった」
目を潤ませて見ていかれます。
技術もさることながら時代にも、記憶にも訴えかけるものなんですね。
今のところ2件ほど注文を頂いておりますが、完全手作業で仕事の合間を縫って造るものなのでお時間がかかる逸品です。
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山鉄
昨年の話ですが。
貸し切り列車の生ビール注ぎ出し販売を行いました。
ウチの最寄の駅は山形県で唯一第3セクターのフラワー長井線(勿論単線)
バスのように整理券が発行される、切符が存在しないローカル線。
国鉄がJRになった時に誕生したローカル線。
走れば走るほど赤字を計上するローカル線。
この日は終点まで片道30.5kmを2往復。
2往復に費やす時間は7時間。
2両編成のロングシート車輌の床にジュウタンが敷かれテーブルが並ぶ。
生ビールサーバーを2箇所に設置。
並ぶ寿司の折箱。
都内の列車じゃまず出来ない光景ですね。
単線のローカル線で従来のダイヤの隙間と隙間を繋ぐように走り抜けるんです。
列車が通過するまでの待ち時間は非道いところで30分待ちました。
トイレ?車内に搭載されてます。大雪で長時間停車するような線ですから。
その間、隔離された列車の中でやる事といったら酒飲みしかありません。
黄昏時、車輌最後尾で流れる景色と単線を見ながら飲む生ビールは、なかなか趣のあるものでした。
山形鉄道フラワー長井線が誕生して今年で20年。
黄昏時のこの風景&酒飲みは無くしたくない物です。
貸し切り列車の生ビール注ぎ出し販売を行いました。
ウチの最寄の駅は山形県で唯一第3セクターのフラワー長井線(勿論単線)
バスのように整理券が発行される、切符が存在しないローカル線。
国鉄がJRになった時に誕生したローカル線。
走れば走るほど赤字を計上するローカル線。
この日は終点まで片道30.5kmを2往復。
2往復に費やす時間は7時間。
2両編成のロングシート車輌の床にジュウタンが敷かれテーブルが並ぶ。
生ビールサーバーを2箇所に設置。
並ぶ寿司の折箱。
都内の列車じゃまず出来ない光景ですね。
単線のローカル線で従来のダイヤの隙間と隙間を繋ぐように走り抜けるんです。
列車が通過するまでの待ち時間は非道いところで30分待ちました。
トイレ?車内に搭載されてます。大雪で長時間停車するような線ですから。
その間、隔離された列車の中でやる事といったら酒飲みしかありません。
黄昏時、車輌最後尾で流れる景色と単線を見ながら飲む生ビールは、なかなか趣のあるものでした。
山形鉄道フラワー長井線が誕生して今年で20年。
黄昏時のこの風景&酒飲みは無くしたくない物です。
伝統
日曜日はいろいろな地区で催し物があるためお酒の配達が多い。
白鷹町佐野公民館へ配達に行くと玄関まであふれかえったお年寄りの皆さんが総出で「わらじ」を作っていた。
わらじを作る現場を始めて見た。
きっと地元のお祭りで使うんだろうな。
毎年皆で集まってわらじを作ると言う行為が、結果として伝統や技術の継承に繋がって行く。
ささやかでも大事な行事だと思い帰宅。写真取るの忘れたことを後悔する。
夕方の配達で赤坂公民館へ。
赤坂公民館の通称は「遊和館」
お酒の配達を済ませ、ふと奥のホールを見ると沢山の大人達が歓声を上げている。
「ヤマシチも参加してげ!」
会場に入るとめんこ大会が行われていた。
切断したコンペネで作られた土俵。
土俵を真剣に囲む大人たち。
こう見えても、めんこ遊びをしたのは初めてです。
参加して1分で把握できるルール。
一生かけて極めるほどの技術。
普段買い物に来るお客さんは「以外にめんこが強い」
そんな一面を垣間見れたのは面白い。
皆で集まってめんこ遊びをすると言う行為が、結果として伝統や技術の継承に繋がって行く。(そうなのか?)
白鷹町佐野公民館へ配達に行くと玄関まであふれかえったお年寄りの皆さんが総出で「わらじ」を作っていた。
わらじを作る現場を始めて見た。
きっと地元のお祭りで使うんだろうな。
毎年皆で集まってわらじを作ると言う行為が、結果として伝統や技術の継承に繋がって行く。
ささやかでも大事な行事だと思い帰宅。写真取るの忘れたことを後悔する。
夕方の配達で赤坂公民館へ。
赤坂公民館の通称は「遊和館」
お酒の配達を済ませ、ふと奥のホールを見ると沢山の大人達が歓声を上げている。
「ヤマシチも参加してげ!」
会場に入るとめんこ大会が行われていた。
切断したコンペネで作られた土俵。
土俵を真剣に囲む大人たち。
こう見えても、めんこ遊びをしたのは初めてです。
参加して1分で把握できるルール。
一生かけて極めるほどの技術。
普段買い物に来るお客さんは「以外にめんこが強い」
そんな一面を垣間見れたのは面白い。
皆で集まってめんこ遊びをすると言う行為が、結果として伝統や技術の継承に繋がって行く。(そうなのか?)