紙幣

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本日のお客様で、お爺ちゃんだった。
「1163円になります」という私の問いかけに。

何の躊躇もせず。
まるで呼吸するような自然体で。

お札を3枚出してきた。
千円札と百円札二枚を。

百円札の存在は知っていたものの正直びびった。

動揺した自分は思わず質問した。

「・・・・いいんですか?こんな貴重なものを2枚も使って?」

帰ってきたのは究極の回答だった。

「あー大丈夫!いっぱいあるから!」

・・・・・白鷹町って、懐が深い町だなーと改めて思う出来事でした。
2008.04.12:鈴ひろ@ヤマシチ:[会話の記録とその後の思考]

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