鰻考

ゆ~し~るクリスマスセールの抽選会に行きました。
応募総数が2000件を超えたのは数年ぶりの快挙。

原因を考える。

①スタンプカードの理事長が親父から海老名さんに代わったため。
②広告デザイン担当の私のセンス。

・・・どっちも関係ないね。
イベントが定着してきて当選した人が「当たった記憶」で応募する。

当選者数は365名。馴らして計算すれば6人に一人は当選する確率です。
抽選する係と当選者をパソコンに打ち込む係に分かれて作業開始です。

用意されたノートパソコンは商工会の物なので変換の癖が自分と違うのでちょっとした苦労をします。

前回は特殊な地名やよく打つ地名を単語登録して打ちやすいように工夫しました。
今回、自分にまわって来たパソコンが別な物だったので一からやり直しです。

いいんだけどさ。


時間も過ぎて昼下がり
「昼食なんにする?」
事務局の梅津さんが大福食堂のメニューを出します。

「志ん月の鰻がいいです!」
昨夜から決めてました。昼食は志ん月の鰻と。
「じゃあ志ん月の鰻にするか」

鰻の旬は冬場だとやっちゃん(志ん月社長)から聞いた事を思い出す。
鰻食うなら夏より冬。
楽しみだー。

「志ん月、今一人しかいないから配達できないって。取りに行くか食いに行くしかないぞ」
「ぐぬぬぬ。大福食堂にします」
メニューを見てカツカレーを注文。
打ち込みも終わり、カツカレーも完食して帰宅。

家に帰ると福井県から追加注文した縄が届いてました。
あの福井の縄屋さん、ネット注文のフォームがあるのに直接電話で喋らないと品物が来ないのはどういうわけだろう。

午後からは配達その他の雑務。クリスマスケーキの予約取りなど。

夕方、母との会話。

「夕食何にする?」
「カレーにするかな」
「ええええ?お昼にカレー食べたばっかりだよ」
「それはお前の都合。ウチのサイクル的にはカレーの日」

サイクル的にカレー?

つまりお昼に本能的に選んだカレーはわが身に染み付いたサイクルから派生した欲求だと言うのか。

これは配慮が足りなかった。

あの時、自分の足で志ん月に行っていれば回避できた事態。
昨晩方決めていた鰻を簡単に諦めた自分への戒め。

お昼→鰻→美味い!
夕方→カレー→美味い!

この流れが

お昼→カレー→ほんとは鰻がいいんだけど
夕方→カレー→うえええええええ

この差は大きい。

そんな事を考えながらカレーを作るのは私。
食べての感動は無し。

長女を中学校に迎えに行った帰り道。
「今日の晩ご飯なに?」
「残念ながらお父さんカレーです」
「いいじゃん。お父さんのカレーはお母さんのより美味しい」

いいんだけどさ。
2011.12.14:鈴ひろ@ヤマシチ:[一時保管(後日振り分け)]

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