「もしもし、メガネが壊れました。レンズも紛失したので新調します」
「フレームはどうするの?今流行の○○○とか・・・・」
「今から伺います。詳しくはその時に」
私、眼鏡屋さんは高校時代からお世話になってる一件しか知りません。
価格帯とかサービスとか他と比べた事もありません。
眼鏡屋さんに到着。
「こういうフレームが良いかと思うんだけど」
「じゃあそれで良いです」
「いやいやいや、せめて試着してみてよ」
かけてみる。
「これでお願いします」
「・・・こっちの色違いも試してみたら?」
かけてみる。
「ふーん。雰囲気ちょっと違うね」
「どっちが良いですか?」
「客観視した自分の姿なんかわかりません。どっちが良いと思いますか?」
「さっきの方が良いかと・・・」
「じゃあ最初のでお願いします」
隣で見ていた眼鏡の問屋さんが口を挟みます。
「お客様、どういう眼鏡が良いかの具体例はございませんか?」
「具体例?」
「はい。お客様の要望に合った眼鏡を紹介させて頂きます」
「眼鏡かけたままで酔いつぶれても壊れない眼鏡が欲しい」
「・・・・そういうのはちょっと。」
「わかってます。そんな眼鏡があったら商売上がったりです」
「壊れないという確約は出来ませんが先ほどお客様が選んだ眼鏡なら・・・・・」
「じゃあ最初ので決まりね」
眼鏡屋さんは私の要望を知っているから、最初からセレクトしてるもんです。
「レンズに色はつける?」
「世の中の彩度がフラットに見える無色でお願いします」
眼鏡屋さんの滞在時間は5分ぐらい。
常連じゃないとこんな短時間じゃ終わらない。
※眼鏡屋さんは長井市のヤマダ電機のちょっと先にあります。
この記事へのコメントはこちら