「どうしたの?この大量の昆布おにぎりは?」
「なんかどこかのお店が発注間違えて売れるだけ売ってくれって業者が置いて行った」
発注ミスか。
ふいに今年の春先の出来事を思い出したのです。
カチカチカチカチ←時計の音
3/26日
発注先の弁当屋さんから電話が来ました。
「あの、竹の子弁当の注文を頂いたんですが、信じられない数量の注文だったので確認を。。」
「え?いくら注文あげてるんすか?」
「45,801食です」
ピンと来た。
発注端末でJANコード打って発注数量打つところに更にJANコード打ったんだ。
「どうしたらいいでしょうか?」
「・・・・・どうしたらいいでしょうか?」
「はい」
「ドウシタライイトオモイマスカ?」
「・・・・・・」
「あんたの規模の弁当屋に作れるのか?これから18時間で45,801食」
「・・・・・すみませんでしたm(__)m赤伝発行します。」
翌日、流通取り纏めの本部から電話が来た。
「あの、竹の子弁当の伝票が、信じられない金額の伝票だったので確認を。。」
「ほう。いくらの請求金額上がってるんですか?」
「15,241,400円です」
ピン。
「どうしたらいいでしょうか?」
「・・・・・どうしたらいいでしょうか?」
「はい」
「ドウシタライイトオモイマスカ?」
「・・・・・・」
「ウチの規模の酒屋に払えるのか?一日の弁当代1500万円も」
「・・・・・」
「払えると思うんだったらそのまま出せばいいじゃねえか!」
でも。
もしも作れてたら凄いことになってたねー。
コンテナ車何台分になるんだろ?
この昆布おにぎりは一体何個作られたんだろう?
考えたくもありませんな。。。
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