大鳥居

  • 大鳥居
高畠町安久津鳥居町の交差点に大きな赤い鳥居があります
だいぶ遠くからでも発見できる大きさです

この鳥居の足の部分に石灯籠が二基あります

この石灯籠は昔から、あったもので幅も変わっていないと言われています



もともとこの大鳥居があった場所には木でできた鳥居がありました
そして、この鳥居から安久津八幡宮の参道が始まったのです
今ではバイパスになっているR113は昔は汽車が通る線路でした
ここの鳥居をくぐり、線路を超え八幡宮に参拝するのが順路だったそうです


時代が変わり昭和40年代後半に汽車がなくなり、線路も外れ、バイパスができたわけですが、
道幅も今の半分、少し大きな車がせいぜい1台程度走れる幅だったそうです


奥に見える橋も車2台はすれ違えず車が渡るのを反対側で待って渡るという狭さでした



更に時代が変わり、大きな車やトラックなどが通るようになると、
春・秋で行われる安久津八幡宮のお祭りがある時に鳥居にしめ縄がされるわけですが○○食品のトラックがしめ縄に引っ掛かったとか、しめ縄を切って走っているという問題が起こりました

そこで道幅を広く、鳥居も大きくなったのだということです




高畠町大字安久津鳥居町の地図ですPCで見て下さい


2009.08.10:umai:[高畠の史料]