上杉謙信公家訓16ヶ条

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上杉謙信公家訓16ヶ条

「宝在心」

一、心に物なき時は心広く体泰なり

一、心に我儘なき時は愛敬失わず

一、心に欲なき時は義理を行う

一、心に私なき時は疑うことなし

一、心に驕りなき時は人を教う

一、心に誤りなき時は人を畏れず

一、心に邪見なき時は人を育つる

一、心に貪りなき時は人に諂うことなし

一、心に怒りなき時は言葉和らかなり

一、心に堪忍ある時は事を調う

一、心に曇りなき時は心静かなり

一、心に勇みある時は悔やむことなし

一、心賤しからざる時は願い好まず

一、心に孝行ある時は忠節厚し

一、心に自慢なき時は人の善を知り

一、心に迷いなき時は人を咎めず

上杉謙信公が残した家訓
この碑は上杉神社にございます。
ぜひ米沢にお越しの際は、上杉謙信公を祭る上杉神社に参拝をして
この碑も探してみて下さい。

2007.04.24:事務局:[過去の画像・レポート]

間違いではないでしょうか?

一、心に驕りなき時は人を教う

一、心に驕りなき時は人を敬う
2007.07.19:鮫島:[編集/削除]

あってますよ。

一、心に驕りなき時は人を教う
一、心に驕りなき時は人を敬う

上杉神社に電話して確認しましたら“教う(おしう)”でしたよ。
電話にでた方に読み上げていただきました。
いろんなHPで「宝在心」を目にしましたが、なんかどれも微妙に違ってたので
思いあまって上杉神社に電話しちゃいました。
2007.07.20:まこと:[編集/削除]

お願いなのですが・・・・

はじめまして、上杉謙信公に興味がありまして、こちらのサイトを見つけました。こちらの16ヶ条はとても良いことをおしゃっているのだと思いますが、何分、若く、学がないので、私には難しいのです。ひとつ、ひとつ、どういうことをおしゃっていうのか知りたいのですが教えて頂けないでしょうか?
2007.07.28:絹:[編集/削除]

お問合せいただきありがとうございます。

絹様お問合せいただいた件でございますが

一、心に物なき時は心広く体 泰(やすらか)なり

   (物欲がなければ、心はゆったりとし、体はさわやかである)

一、心に我儘なき時は愛敬失わず  

   (気ままな振舞いがなければ、愛敬を失わない)

一、心に欲なき時は義理を行う  

   (無欲であれば、正しい行い、良識な判断ができる)

一、心に私なき時は疑うことなし 

   (私心がなければ他人を疑うことがない)

一、心に驕りなき時は人を教う 

   (驕り高ぶる心がなければ、はじめて人を諭し教えられる)

一、心に誤りなき時は人を畏れず  

   (心にやましい事がなければ、人を畏れない)

一、心に邪見なき時は人を育つる  

   (間違った見方がなければ、人が従ってくる)

一、心に貪りなき時は人に諂(へつら)うことなし 

   (貪欲な気持ちがなければ、おべっかを使う必要がない)

一、心に怒りなき時は言葉和らかなり  

   (おだやかな心である時は、言葉遣いもやわらかである)

一、心に堪忍ある時は事を調う  

   (忍耐すれば何事も成就する)

一、心に曇りなき時は心静かなり  

   (心がすがすがしい時は、人に対しても穏やかである)

一、心に勇みある時は悔やむことなし  

   (勇気を持っておこなえば、悔やむことはない)

一、心賤しからざる時は願い好まず  

   (心が豊かであれば、無理な願い事をしない)

一、心に孝行ある時は忠節厚し 

   (孝行の心があれば忠節心が深い)

一、心に自慢なき時は人の善を知り 

   (うぬぼれない時は、人の長所や良さがわかる)

一、心に迷いなき時は人を咎めず  

   (しっかりした信念があれば、人を咎めだてしない)



以上、米沢観光協会にあった資料をもとに記載しました。
2007.07.31:staff:[編集/削除]

英文に

先日上杉謙信公家訓16か条を英語に訳していただけないかと
お願いした者ですが、届いておりますでしょうか?
難しいでしょうか。お知らせ下さい。
2007.08.21:吉原:[編集/削除]

日本人とは

恥と良識を心得ているからこそ、が一線です。
そこまでお願いするべきことではないように思われますが。
ご自身でプロの翻訳士なりに依頼するべき範疇です。
このような依頼をひとつひとつ聞いていたら、
自分がその立場として、キリがないこととはお感じになりませんか?
2007.09.01:通りすがり:[編集/削除]

英文について

吉原様、英訳依頼の件は正式には届いておりませんでしたが、こちらのコメントの発見が遅れまして、ご連絡遅くなり申し訳ございませんでした。
残念ながら、英文で約したものはありません。
今後ボランティア通訳観光ガイドの方にご相談してみますが、必ず英訳できるという確約はできかねますのでご了承いただきたいと存じます。

通りすがり様
気持ちをお察しいただいたご発言、大変恐縮に存じます。
事務局と致しましてなるべく皆様のご要望、ご質問にお答えできるように努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願い致します。
2007.09.07:staff:[編集/削除]

質問

「体泰なり」の読み方がわかりません。
 よろしければ、教えてください。
2010.04.10:mm:[編集/削除]

体泰なり

mm様

ご質問いただきありがとうございます。
「からだやすらかなり」でございます。

また何かご質問等ございましたら
お気軽にご連絡いただきたいと存じます。
2010.04.12:staff:[編集/削除]

宝在心の原文は?

はじめまして。

ログの上部にありました箇所になりますが、

一、心に驕りなき時は人を教う
一、心に驕りなき時は人を敬う

の他に、

一、心に驕りなき時は人を救う

の3つの解釈があるのようです。

上杉神社では「教う」は石碑に、「救う」はお守りの包みに記載されているようですが、どこかに原文は残されているものでしょうか?

原文が漢文であったり、古語であったりして解釈が様々になったのと思うのですが、もし、原文が見つかるようなことがあったら教えてください。
2010.05.14:心無宝:[編集/削除]

質問します

『宝在心』の意味が分からないのですが、
教えてください。
お早めに返事をくださるとうれしいです♪
2010.08.25:ゆうり:[編集/削除]

宝在心の原文について、意味について

心無宝様、ゆうり様

宝在心の意味ですが
「宝は心に在り」という意味で
まさしく大切なものは心に在るのだ
ということだと聞いております。
おそらく仏教用語だと思われます。

上杉博物館学芸員にお聞きしたところ
上杉家に宝在心という印章は現存しておりますが、それを説明するような詳しい資料は見つかっていないとのことでした。
現在上杉神社に建立されている上杉謙信公家訓16か条が
宝在心と呼ばれていたのかどうか
詳しい関わりは判明していないとのこと

上杉家の家臣団が言い伝えてきたものではないかと
言われております。

上杉神社にも確認して
引き続き調査して行きたいと思いますので
よろしくお願い致します。
2010.08.26:staff:[編集/削除]

御礼★

教えていただきありがとうございます♪
2010.09.04:ゆうり:[編集/削除]

神の教え「宝在心」

私は戦国武将マニアで、上杉謙信公を最も尊敬しております。「義」を貫く生き方を現代の日本人は忘れているように思います。この十六ヶ条の教えは、私の支えであります。
2011.02.08:湘南の猿:[編集/削除]

なぜ

謙信公は神になるしかなかったんでしたっけ??
前はあまり興味なかったので忘れちゃいました(笑)
2011.11.10:慶次:[編集/削除]

読み方を教えてください

先週上杉神社を参拝させて頂きました。
謙信公家訓十六カ条の色紙を購入し、我が家でも家訓としたいと存じます。
そこで恥ずかしながら読み方を幾つかご教示頂きたいのですが。
一、心に物なき~の物は『もの』ですか?『ぶつ』ですか?
一、心に私なき~の私は『わたし』ですか?『し』ですか?
一、心に勇みある~の勇みは『いさみ』でいいですか?
以上、宜しくお願い致します。
2012.09.11:小寺:[編集/削除]

読み方について

小寺様
この度はお問い合わせいただきありがとうございます。
謙信公家訓16か条の読み方ですが
一、心に物なき~の物は『もの』です。
一、心に私なき~の私は『わたくし』です。
一、心に勇みある~の勇みは『いさみ』です。

以上よろしくお願いいたします。
また何かご不明な点等ございましたらご連絡いただきたいと存じます。
2012.09.12:staff青木:[編集/削除]

お礼

早速お返事を頂き有難う御座いました。
2012.09.12:小寺:[編集/削除]

お願い

全文にルビをふって頂けませんか。
お願い致します。
2012.10.29:もう小学生:[編集/削除]

もう小学生様

もう小学生様お問い合わせいただきありがとうございます。

ルビを振ったものを記載いたしましたので参考までにご覧ください。

一、心に物(もの)なき時は心広(ひろ)く体(からだ) 泰(やすらか)なり

(物欲がなければ、心はゆったりとし、体はさわやかである)

一、心に我儘(わがまま)なき時は愛敬(あいきょう)失わず  

(気ままな振舞いがなければ、愛敬を失わない)

一、心に欲なき時は義理を行う  

   (無欲であれば、正しい行い、良識な判断ができる)

一、心に私(わたくし)なき時は疑うことなし 

   (私心がなければ他人を疑うことがない)

一、心に驕(おご)りなき時は人を教(おし)う 

   (驕り高ぶる心がなければ、はじめて人を諭し教えられる)

一、心に誤(あやま)りなき時は人を畏(おそ)れず 

   (心にやましい事がなければ、人を畏れない)

一、心に邪見(じゃけん)なき時は人を育(そだ)つる  

   (間違った見方がなければ、人が従ってくる)

一、心に貪(むさぼ)りなき時は人に諂(へつら)うことなし  

   (貪欲(どんよく)な気持ちがなければ、おべっかを使う必要がない)

一、心に怒りなき時は言葉和(やわ)らかなり 

   (おだやかな心である時は、言葉遣いもやわらかである)

一、心に堪忍(かんにん)ある時は事を調(ととの)う 

   (忍耐すれば何事も成就する)

一、心に曇りなき時は心静かなり  

   (心がすがすがしい時は、人に対しても穏やかである)

一、心に勇(いさ)みある時は悔やむことなし 

   (勇気を持っておこなえば、悔やむことはない)

一、心賤(いや)しからざる時は願い好まず 

   (心が豊かであれば、無理な願い事をしない)

一、心に孝行ある時は忠節厚し 

   (孝行の心があれば忠節心が深い)

一、心に自慢なき時は人の善を知り 

   (うぬぼれない時は、人の長所や良さがわかる)

一、心に迷いなき時は人を咎(とが)めず

  (しっかりした信念があれば、人を咎めだてしない)
2012.10.31:staff青木:[編集/削除]