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◆本日の高畠◆

  • ◆本日の高畠◆
朝から小雨模様です。
関東方面は大変な雨が降りそうな気配ですね。

高畠も一日こんな天気でしょうか

晴耕雨読と言いますが ある方は晴歩雨読、ある方は晴耕雨飲
いろいろと楽しんでいるようです。

桜の開花はいつになるのでしょうか
高畠石でできている、旧高畠駅桜をご紹介いたします。

◆文殊山のブナの原生林◆

  • ◆文殊山のブナの原生林◆
文殊様の階段を登りつめた本堂の奥の山になります。
登山道はありませんが
昔、修行僧が修業した奥の院が眠る場所でもあります。
文殊様の知恵の水は、このブナの原生林のおかげで
真夏でも水が枯れません。




2013.04.03:toda:コメント(0)

◆高畠の歴史  002号◆

  • ◆高畠の歴史  002号◆
今回も、高畠の土壌について書いてみます。
高畠町の土壌の第2のキーワードは『ブナ』であります。
現在の高畠町には、ブナ林として見るべきものは限られた地域にしか存在していません。しかし代償植生の調査結果から、以前には海抜250M付近から上部の山岳帯にはかなりの広い面積にブナ林が分布したものと推測されます。
高畠町の低海抜の地域にある亀岡文殊堂の上に天然記念物としてのブナの大木が今なお現存していることから、原植生としては、ブナを含むブナクラスの森林植生が高畠町の大半を覆っていたことが理解されます。
ブナは、森の豊かな土をつくり、水を蓄え多くの生物にとって貴重な存在であるためヨーロッパでは、『森林の母』と呼ばれています。
ブナは生まれてから、40-50年経って直径が20CMくらいになったときから種子を作り、死ぬまで作り続けます。そして隔年結実で5-7年に1度多量の種子を生産します。このブナの実は、たんぱくと脂質に富んでいて、多くの生物の重要な栄養源となります。それからもう一つの特徴として、年間1ヘクタール当たり10トンの枝葉を落とし、腐葉土として土を豊かにします。この土にも水が蓄えられ、成木1本で8トンの水を蓄えることが可能と言われております。

そのようなことから、高畠地区の土壌は、高畠石のカルシューム、マグネシューム、カリューム等の豊富なミネラルに、ブナの実のたんぱくと脂質、葉の腐葉土の栄養素、ブナに蓄えられた豊富な水、また地形からいうと山岳までの距離が短い為洪水が起きにくい環境もあり栄養素が流されず蓄えられた状態が続いているものと考えられます。
高畠の土壌は『天から恵まれた自然環境』で守られてきたいっていいでしょう
それを基盤として古代から人々が住み着いた大きな要因と考えられます。
次回は人々が住み着き始めころの高畠についてお届けいたします。



写真は文殊堂の上のブナの原生林です。いまだそのまま残っています。

◆本日の高畠◆

  • ◆本日の高畠◆
今日から4月  本日は春らしい天気模様です。
裏庭の雪も全くなくなりました。
あの雪はどうしたんだろう  の感覚です。

ただ今快晴です。

◆高畠の歴史  001号◆

  • ◆高畠の歴史  001号◆
今回は、高畠の天から与えられた自然環境のうち、農作物に最も大事な土壌についてまとめてみました。
土壌はこの地球上で食糧を生産する場として、地上の生命を支えています。
いわば社会共通資本であると言えるでしょう。
   高畠の農産物を支えている地質や土壌はどうなっているのでしょうか?
第一番目のキーワードは、『高畠石』であります。高畠石は、火山性の凝灰岩で、カルシューム、マグネシューム、カリュームなどの様々なミネラルを含むだけでなく、ゼオライトが含まれていることが分かりました。ゼオライトは、多孔質なジャングルジム構造により、安定して陽イオン(ミネラル)の吸収力を維持するものです。
高畠町の地質は、東側の奥羽山脈に連なる山岳部と、西側の置賜盆地に含まれる平野部とに大別されます。蔵王火山噴出物の安山岩類が北の町境に分布するほかは、ほとんどが凝灰岩であり、山地の谷間と低地は、沖積層が分布し、地質の多くは扇状地埋設物である。扇状地を下流にする河川が氾濫原を作り、この広い平坦地は田畑として利用されています。水はけの良い山麓部は果樹栽培に適しブドウ畑に利用されています。
間違いなく『高畠石』が1つの大きなキーワードになっています。
『高畠石』を母体にして、土壌が作られていることに間違いはないですが、その他に土壌を形成する要因は何かあるのでしょうか?

次回は、高畠の土壌を形成している第2のキーワードについてお届けいたします。

◆本日の高畠◆

  • ◆本日の高畠◆
どんよりした曇り空です。気温は3度 
日中でもあまり上がらない予報です。

畑の雪もほとんど解けました。
越冬野菜をすべて掘り出しました。
冬の間食べきれなかった大根人参たちです。

大根はみずみずしくおいしくいただけます。
それにしてもこんなに埋めたのかな





◆高畠の歴史シリーズ   創刊号◆

  • ◆高畠の歴史シリーズ   創刊号◆
高畠町の歴史について皆様に知っていただくことと
私自身のまとめとして ブログで公開したいと思います。
今回は創刊号でございます。


高畠町は他の市町村から見ると、さまざまな果物や農産物が豊富に採れるところとして有名です。なぜ高畠は他の地区と違うのか、又、12,000年前の縄文時代草創期から、いやおそらくそれ以前からだと考えられますが、人が住み着いたのか、
について解明する必要があると思います。

それは、高畠地区の古代からの自然環境に大きく関係するものと思われます。
まず人が住むには、食糧が必要であります。その食量は植物が第一番目に食されたものと考えられます。そのためには、肥えた土壌が必要であり水が必要であります。
そのような環境がそろっていたということだと思われます。

高畠町の土壌ははたして本当に良いものなのか、次号はいろいろな調査資料を引用してわかりやすくまとめてみたいと思います。