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◆本日の高畠◆

  • ◆本日の高畠◆
またまた 冬に逆戻りです。

レンギョウに雪が積もっています。

午前中は雪が降ると思われます。

今日は東京から桜回廊のお客様がバスでおいでになる予定です。

午後からまほろばの緑道の桜散策の予定です。

が 桜は咲かず  雪は降るでどうなることでしょうか



◆本日の高畠◆

  • ◆本日の高畠◆
午前8時現在晴れています。
朝起きたら 屋根に白いものが降っていました。
あられです。梅の花も縮み上がっています。

昨日里山を歩いていたら  カモシカ君に遭遇しました。
こちらをジット見据えています。
あたたくなったので 里山に散歩に来たのでしょうか

カモシカ君に聞いたわけではありませんが
ド近眼らしいです。

◆高畠の歴史  008号◆

  • ◆高畠の歴史  008号◆
今回は日向洞窟から発掘された文化遺物は何を物語っているか、
についてお届けいたします。

日向洞窟、第4層から多数の文化遺物が出土しました。
隆起線文土器、押圧縄文土器、爪形,無文の各土器群と
それらに伴出する石器、石片が大量に出土しています。
発掘前は、もしかすると縄文早期のかなり古いものが
出土されるものと期待されました。ところが、
発掘した遺物を調査した結果、研究者の予測を根底から覆す、
全国的にも全く知られていなかった縄文土器だとわかりました。
そして、その遺物は全国的に珍しい、
縄文時代最古の土器であると解明され時代括りとして
『縄文草創期』発見という金字塔が掲げられたのでございます。
従来までの『土器編年の系列』学説における縄文最古の時期
『縄文早期』よりさらに古い『縄文草創期』を設定するに至り全国的に
『日向洞窟』の名と共に、高畠町の名を広く知らしめることとなりました。

考古学的に日向洞窟は縄文最古の遺跡として全国に
周知せしめる源流となった記念すべき遺跡となり
高畠は縄文時代草創期、早期の研究の宝庫となり
世界中から考古学者が訪れるようになりました。
まさに郷土高畠のあけぼのを象徴するものでございます。
高畠町には、日向洞窟を代表として、一ノ沢洞窟、
火箱岩洞窟、神立沢洞窟、尼子岩陰洞窟が
縄文時代最古の遺跡として存在しています。

高畠町は凝灰岩質に恵まれそれらが山肌から突き出ていて
目立つため、古代人が住みかとして利用したものと考えられます。
更に湖と地質上から住みやすい環境だっことが伺えます。

それでは、その人類はどこから来たのでしょうか

◆本日の高畠◆

  • ◆本日の高畠◆
すっかり庭の雪囲いもすべて取り除きました。



今日は3月に逆戻りの天候です。
朝方小雨 その後曇りで寒い 
天気です。




2013.04.19:toda:コメント(0)

◆本日の高畠◆

  • ◆本日の高畠◆
梅と桜が開花しました。
ようやく春の訪れが感じられるようになりました。

現在の高畠は曇りです。
こごからあすにかけて気温が低くなる模様です。



◆本日の高畠◆

  • ◆本日の高畠◆
午前8時現在快晴です。 気温は20度まで上がる予報です。
タラの芽もさらに開いてきました。

2013.04.17:toda:コメント(0)

◆高畠の歴史  007号◆

  • ◆高畠の歴史  007号◆
今回は日向洞窟から発掘された文化遺物についてお届けいたします。

第一洞穴から発掘された土の上のほうから
第1層と呼ぶとすると、第1層は45センチほどで、土師器や須恵器が出土し、
時代は縄文時代の晩期、弥生時代のものと推定されます。

第2層は12センチほどでさほど数は出なく縄文早期から晩期の石器が出土しました。
この第1.2層を合わせて表土とし計57センチといたしました。

第3層は54センチほどでしたが石器や土器は発掘されず無遺物層となります。

第4層は24センチになりますが、この層から多数の文化遺物が出土しています。
隆起線文土器、押圧縄文土器、爪形,無文の各土器群とそれらに伴出する石器、
石片が大量に出土しました。

第2洞穴は、縄文前期初頭の遺物が中心に出土、

第3岩陰からは縄文晩期から弥生時代のものでした。

第4岩陰からは縄文早期の土器が発掘されています。


これらの発掘された文化遺物は何を物語るのでしょうか

調査の結果想像以上の驚くべき大発掘だったのです。

次号は、日向洞窟から出土した文化遺産の物語るものについてお届けいたします