これは 近江漬けから来ています。
その昔 近江の商人が北前船で
日本海から最上川を登りベニバナの買付に来ていました。
その商人が 川を眺めていたら 川上から野菜の切れ端がどんどん流れてきていたそうです。
川上では農民が野菜を洗っていて そのくずの部分をすてて流していたとのことです。
これを見た近江商人はもったいないと言い 拾い集めて細切れにして漬物にして食べたそうです。
それ以来山形に近江漬けが定着しました。
現在では「おみ漬け」として 各家庭でも漬けますし 製品としても販売されています。
材料は 山形青菜(せいさい)、大根と人参の千切り 菊の花 しその実 菊芋などで漬けます。
冬の食卓には欠かせない逸品です。
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