50%オフの新幹線の旅に出かけてきました。
目的地は鎌倉・横浜・東京めぐりです。
特に鎌倉訪問を第一にいたしました。
高畠町夏刈にあった資福寺は、
伊達政宗が仙台に移るときに移転し
現在は仙台北山にあります。
その資福寺を創建したのが出羽の国
長井の庄の地頭3代目長井時秀であります。
北条時宗の死を悲しみ、
更に建長寺開山僧蘭渓道隆の霊をも合わせ弔い、
長井庄に禅寺建立を決意し開山されたのが資福寺であります。
開山年号は正確に期すことができないが、
鎌倉五山記などから、
公安年間(1278-1287)と知ることができ
時宗死後3年において、ということから
公安10年(1287年)と考えられます。
長井氏の祖は大江広元の二男の時広である。
大江広元は鎌倉幕府源頼朝の側近であり
幕府創設に貢献した人物であり
執権北条家とも親密な関係があり
それらのつながりから建長寺より紹規老僧 を招き
資福寺開山にこぎつけたものと考えられます。
開山後関東十刹の一つとして鎌倉五山との人事交流もあり、
出羽の国の名寺として多くの名僧を輩出しました。
このたび資福寺の開山のため老僧を派遣した
鎌倉五山の第一位「建長寺」を訪問しました。
現在の仙台の資福寺25世渋谷芳崖さまの紹介をいただき
建長寺の重職にご挨拶をさせていただき
寺院内をご案内いただきました。
国内初めての禅寺であるという風格が
あらゆるところに出ていました。
このような素晴らしい寺院の末寺として
資福寺が誕生したといういう感激を覚えてきました。
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