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【住まい教室12/4】車座勉強会「顔の見える家づくりを進めるために」

□イベント名称
 車座勉強会「顔の見える家づくりを進めるために」
 (主催 ふくしま家づくりネットワーク)

□趣旨
 講師は、杉浦千城氏(一級建築士事務所WHAT)、
 金親丈史氏(会津建築工芸舎)のお二人。
 様々な取り組みを通して、お二人との車座勉強会がきっと役立つことでしょう。
    
□日時
 2008-12-4(木)13:30~16:30

□場所
 福島市吾妻学習センター 視聴覚室

□参加費
 資料代として500円

□定員
 40名

□締切
 2008-11-29(土)

□問い合わせ
 ふくしま家づくりネットワーク事務局
 電話024-533-3065(菊池建築設計事務所内)
2008.11.26:樽川技建 株式会社:[お知らせ]

古いものの良さを大切にする暮らし・心  湊さん(三春町)

  • 古いものの良さを大切にする暮らし・心  湊さん(三春町)
自分でつくる楽しみ、素晴らしさ

「暮らし始めてとても素晴らしいことであることに気付きました。それは、自分の畑で採れた野菜を食べ、自分の庭に咲いた花を家に飾ること」と生き生きと語られるMさんご夫妻。園芸や農業、日曜大工や薪ストーブが趣味の旦那さん、お料理が得意な奥様とあって、改修した家で暮らし始めてからも、身軽に作業をされている姿や、滝桜のきれいな季節に自宅の庭を開放して、道行く人々へのおもてなしの心が印象的です。
庭づくりでは、裏山からツバキや柘植を採ってきての生垣づくりや、空スペースに可愛らしく花が育てられ、落葉樹、常緑樹、花や実のなる木々と種類豊富な庭に深みが増してきました。
本格的な冬に備えての薪の確保や薪棚づくり、アケビ棚づくりで日曜大工の腕前が発揮されています。Mさんの家の景観をさらに惹きたてている「枝垂桜や雑木林の借景をできるだけ美しく維持していくことが大切」と次から次へと体が動いていました。





日本家屋の雰囲気を見直したい

この家はしばらくの間、貸家としてMさんの手を離れていました。今回改修するにいたったのは、「築30年の家が持つ日本家屋の雰囲気を見直したいという思い、そこで暮らした思い出を大切にしたいとの考え」から退職を機に検討し始めたと言います。その時に住まわれていた家が洋風だったことから日本家屋の良さを改めて感じたのではないでしょうか。

設計にあたった増子は、Mさんの建物を一目見て「素敵な雰囲気!これはいかさなきゃ!」と意気込み、建物の風情、庭先の土蔵や枝垂桜、三春の街並みや景観を意識した改修提案がまとまりました。「家の造りの良さを生かした提案が私の好みと大変マッチし、古いもののよさを大切にしてくれそうだ」との期待を一身に背負いながら工事に当たりました。

結果として「暮らし易すさ、建築としての美しさ、住まいとしての楽しさいずれも期待通り」と嬉しいお言葉をいただきました。

「暮らし易すさで言えば、台所です。自分の提案もかなり入れてもらって作ったのですが、なかなか良くできました。風呂も壁の板張りはやはり良かったですね。建築としての美しさは、落ち着いた外観の美しさ。白い壁と木材との調和。屋根の形の良さ。屋内でもふすまや障子の良さがあります。そして仕事の仕上げがとてもきれいです。住まいとしての楽しさもありますよ。濡れ縁があるといろいろなことに利用できます。ストーブも毎日の生活を楽しくしてくれます。」



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□三春町 2007年増改築 木造平屋建て
□設計 増子恵美/樽川技建
□延床面積  153.75m2(46.4坪) 
□主な仕上げ 外壁 真壁塗装
       内部(壁) ボワール吹付け塗装
       内部(床) ナラ15mm
■Re-form施工例ページもご覧下さい。>> Re-form 三春町/M邸

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これから家づくりをされる方へメッセージをいただきました

Mさんには、樽川技建スタッフや関係者全員が自分の家を造るように、互いの考えをぶつけ合い、様々な提案・工夫によって切磋琢磨し、妥協せず、より良いものを目指している姿が、印象に残ったようです。
「家には、住む人の心が映し出されますが、作り手の心も映し出されます。温かで誠実で熱心な工務店や設計者を選ぶことが大切です。」とメッセージをいただきました。また、日本家屋の良さをもう一度見直すことも大切とおっしゃいます。「障子を通る柔らかな光、深い軒が作る陰影に富んだ太陽光。畳の持つ柔らかさなど、いいことが沢山あります。」とはMさんのお宅を訪ねるたびに実感します。


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皆さんも、家づくり・暮らしを思う存分楽しんでください。
樽川技建のテーマは
 ”応援します 暮らしを愉しむ家づくり”
 ”庭と畑と木の家” です!
2008.11.25:樽川技建 株式会社:[住まい手紹介]

応援します 暮らしを愉しむ家づくり



皆さんらしい ”住まい”と”暮らし”のお手伝いをします

憧れの暮らしを実現できると、とってもうれしいですよね。
住まいのカタチに自分らしさが現れると、そこでの暮らしがワクワクしてきます。
趣味も思う存分愉しんで、自分らしい暮らしに深みが増してくると言うものです。

私たち樽川技建が住まいづくりを提案するとき、一番じっくりと話しを聞くようにしているのが、皆さんがどんな暮らしを望まれているか、思い描けているかということ。
いろいろなシーンをイメージしながら、”住まいと暮らし”をデザインします。単なる住宅の設計と違うところはそこにあります。

 挽き立てコーヒーを愉しむ暮らし 土間のある暮らし 手打ちそば・うどんを味わう暮らし   
 近所の子どもたちが大勢遊びに来る暮らし  茶を嗜む暮らし
 絶景の風呂で一休みの暮らし  薪ストーブので火を愉しむ暮らし
 シアタールームでくつろぐ暮らし  パンづくりに磨きがかかる暮らし
 デッキ・雑木林・ピザ釜・・・アウトドアリビングが愉しめる暮らし  
 ドッグランで愛犬との暮らし  器をつくる暮らし
 バイクいじりができるガレージのある暮らし
 オーガニックな野菜づくりができる菜園のある暮らし
 ハーブ・果物の収穫が愉しめる暮らし
 くつろぎの木陰や緑の小路のある暮らし
 ハンモックにゆられるのんびり暮らし・・・


自分らしい”住まいと暮らし”のテーマがハッキリしてくると、
設計の打合せもどんどん進みます!

また、樽川技建が開催している住まい教室にも足を運んでみてください。
”住まいと暮らし”のお手伝いという視点で企画しています。


今の暮らしより さらに愉しんでみませんか

前から気になっていて、やりたかったこと、手狭でできなかったこと、始めるには良い機会です。そんな愉しい住まいづくりに是非ともご参加ください。
床のワックス塗り、使いたいパーツを集めること、どんな庭にするかイメージを膨らませるだけでも、ほらっ違ってくるでしょう。住まいづくりにかかわることで思い出が刻まれ、自分で手を入れた分だけ愛着が増すことでしょう。



住まいは 完成しません

実はお引き渡しが家づくりの完成ではありません。そこからが皆さんの暮らしを愉しむ住まいづくりの本当のスタートです。
昨年暮れに完成したお客様からお言葉を頂きました。「雑誌からの抜粋ですが、こんな気持ちで樽川の皆さんに造って頂いた家と過ごして行こうと思っています。“一軒の家が出来上がる。住まいはそこから始まります。愛着をこめて手をかけてやると、不思議と応えてくれます。住まいは完成しません。それは住み手が育てるものです。”」このように、住まいを育て、暮らしを楽しんでいただけるよう、暮らしに役立つ情報、住まい教室そしてメンテナンスなど長いお付き合いを心がけています。




家族あっての住まい。家族の暮らし、日々の営みを犠牲にしてまでの住まいづくりにならないように、提案するのが樽川技建の使命と考えています。
そのために、資金計画の面から決して無理をしないことをお話ししています。住まいづくりにとって何が必要で、何を省けるか、”大きな暮らしができる小さな家”の提案はそうした考えに基づいています。

笑顔の絶えない家族、健康的で生き活きと暮らしていただけるよう、シックハウスとは無縁な自然素材の住まいであることも大前提ですね。アレルギー体質の方が増えています。私たち樽川技建は、木の温もりある家を基本にし、子どもからお年寄りまで安心して暮らせる素材を選んでいます。その考えは手に触れる見えるところというのではなく、見えなくなるところほど重要だと考えています。

家族は成長します。その成長に合わせて住まいも対応できるよう長い目でプランすることもプロとしての役割と考えます。現在の家族のライフスタイルに見合ったプランの提案とあわせて、将来に向けて可変性のあるプランの提案を行っています。




夏の暑さ、冬の寒さから身を守る住まいでありたいと考えますが、季節を忘れるほどに自然を遮断せず、むしろ自然の恵みを十分にいただきながら暮らしたいものです。

お日様、そよ風、天水、鳥のさえずりに虫の音、木陰…身近な自然の心地よさを取り入れる”住まいと暮らし”の提案を行っています。

地元の顔の見える農家の食材が美味しくて、信頼できるように、家をつくる材料もできるだけ近くのもので、無垢、本物を基本に据えています。こうした取り組みが環境を守り、子供たちの世代に明るい環境を手渡すことができるでしょう。


「樽川技建株式会社」は暮らしを考え、家族を考え、環境を考える工務店です。

 愛称の ”Taruken(たるけん)”ともども、よろしくお願いいたします。


 ※ホームページで掲載している写真の全てがこれまでに樽川技建で住まいづくりをされた実例です。
2008.11.25:樽川技建 株式会社:[私たちの想い]

完成見学会(入居前) 【西田C-HOUSE】

  • 完成見学会(入居前) 【西田C-HOUSE】
「西田C-HOUSE」の家づくりは土地探しから始まりました。
”のどかな風景が広がる気持ちよい土地”を探し求め、出会った敷地です。

この地に、深い軒の大きな屋根が包み込む”小さな家”が完成しました。

目の前には、田畑が広がり、のびのびと暮らせる気持ちのいい土地ゆえに、室内と外がまるでつながっているかのように感じる配置と間取り。
庭が第二のリビングとして機能し、楽しい暮らしが始まることでしょう。

今年最後の完成内覧会です。
郡山市内から車で15分ほどのところですが、気持ちいいところです。
皆様のご来場お待ち申し上げます。

 設計:増子恵美(樽川技建) 延床面積:92.75m2(28坪)

●日 時 11月23日(土)  10:00~16:00
    今回は、予約制ではありませんので、
    都合のよい時間帯にお越し下さい。

●場 所 郡山市西田町三町目字大明地内
   (ホームページに案内図を掲載しています)

●参加費 無料
●定 員 なし
●問合せ 024-922-9701(樽川技建:山田)

※ 「見学会参加への心得」を下記ページでご確認の上
ご参加下さい。宜しくお願い致します。
http://tarukawa.jp/NEWS/index.html から詳細ページに入る
2008.11.23:樽川技建 株式会社:

【完成見学会11/23】 西田C-HOUSE・続編

  • 【完成見学会11/23】 西田C-HOUSE・続編
ちいさなおうち ができました。明日は見学会です。
晴れるといいなぁ。



でも曇りの予報。


ちいさい、ちいさい、というのはお施主さんにも申し訳ないのですが、
小さめな建物です。
ですが、私も自分が暮らすなら、小さく住みたい。

無駄なものを省いて、潔く暮らしたいです。

小さい家に住むには、覚悟が要ります。
あれもこれも欲しいという煩悩とおさらばが必要ですから。

よくよく考えるといらなかったなーってモノが周りに溢れてませんか?
自分がモノを選ぶ基準は、長く飽きずに持てる物を、
流行りとか、安かったからとだけでは、選ばないようにしています。

それは家にしても考え方は一緒。
無駄なデザインは要らないし、質を大事にしたい。
あーなんか心地いいなぁ、って五感が感じてくれればそれで、
設計者である私の名前なんて表に出なくてもいいのです。



今回のお施主さんは、ここぞ、って時に

「おまかせします」

を言ってくださる、大らかなお施主さん。

この言葉には実はすごい力があって、
良くしてあげたい、良くするんだと、思わずにはいられません。
最終的には自分に返ってくるいい言葉なんです。

明日良かったら見に来てみて下さい。


                            ―文 増子―
2008.11.22:樽川技建 株式会社:[お知らせ]