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【完成見学会11/23】 西田C-HOUSE・続編

  • 【完成見学会11/23】 西田C-HOUSE・続編
ちいさなおうち ができました。明日は見学会です。
晴れるといいなぁ。



でも曇りの予報。


ちいさい、ちいさい、というのはお施主さんにも申し訳ないのですが、
小さめな建物です。
ですが、私も自分が暮らすなら、小さく住みたい。

無駄なものを省いて、潔く暮らしたいです。

小さい家に住むには、覚悟が要ります。
あれもこれも欲しいという煩悩とおさらばが必要ですから。

よくよく考えるといらなかったなーってモノが周りに溢れてませんか?
自分がモノを選ぶ基準は、長く飽きずに持てる物を、
流行りとか、安かったからとだけでは、選ばないようにしています。

それは家にしても考え方は一緒。
無駄なデザインは要らないし、質を大事にしたい。
あーなんか心地いいなぁ、って五感が感じてくれればそれで、
設計者である私の名前なんて表に出なくてもいいのです。



今回のお施主さんは、ここぞ、って時に

「おまかせします」

を言ってくださる、大らかなお施主さん。

この言葉には実はすごい力があって、
良くしてあげたい、良くするんだと、思わずにはいられません。
最終的には自分に返ってくるいい言葉なんです。

明日良かったら見に来てみて下さい。


                            ―文 増子―
2008.11.22:樽川技建 株式会社:[お知らせ]

Re-form | 直して住む  ・ Renovation | 生活空間の刷新


日本の住宅の短命化を見直そう

日本の住宅の寿命は25年とも30年とも言われています。
アメリカやヨーロッパ諸国が100年といわれるのに比べ、なんと短いことか。

大量生産、大量廃棄の、安易に壊して消費する風潮が、
日本の住宅を短命化させたのでしょう。

日本は地震の国だからと言う人もいますが、それは言い訳。

築100年以上の古民家は数多く、
使い回した骨組みや改修の歴史を刻んだ建物が健在であることが、
物を大切にした日本人の心、木の家の文化、
大工の技、丁寧な暮らしを続けてきた日本人のあかし、誇りだったはずです。

住まいづくりをお考えの方は、
よき心、文化、技を、今一度見直す、よい機会ですね。



「直して住む」本質は、リノベーション

以前からの、リフォームと言えば、
水廻り設備の入れ替え、内装などの貼り替えといったリフレッシュ工事が代表的でした。

これらのリフォームによって、長く住み続ける一助となってきましたが、
ライフスタイルの変化や、子育て世代のニーズ、高齢者世帯のニーズに、リフレッシュ工事だけでは応じきれず、
建替え(=短命化)となった事例が多くあるように思います。

テレビ番組の「ビフォーアフター」が大きく影響したでしょうか?
ハウスメーカーや画一的なものに飽き、手作りやカスタマイズする楽しみが広まってきたからでしょうか?


かつての「もったいない」という言葉が、今、見直され、
住まいを繕い、直し、手を加えて住み続ける方々が多くなってきました。


国の施策でも、中古住宅市場を活性化させる試みが始まり、
エコポイント制度で、断熱改修は一般的になりました。
東日本大震災など巨大地震を経験したことで、耐震改修も現実的になりました。

  今あるものを大切にしたい、

  子供のころの思い出ある建物を活かしたい、

  中古住宅を自分流にアレンジして暮らしたい、

  住み慣れたこの家の不満が解消されれば後は気に入っている、

  段差を解消したい、

  木の雰囲気の部屋にしたい、

  自然素材に変えたい、

  こまごまとした部屋をつなげて、広くしたい、

  明るく、あったかくしたい、

  風通しよくしたい、

  ジメジメとさよならしたい、

  エコな暮らしがしたい、

  趣味の部屋を実現したい・・・



そうした思いに、私たち、”チームたるけん”が、

  生活空間の刷新 = リノベーション  を、ご提案します。


単なるリフォームや、リフレッシュ工事では、多様なニーズに応えきれません。

「直して住む」ことの本質は、
生活空間をよりよく刷新することにあると表います。

私たちが、新築計画の際に「庭と畑と木の家」を提案するように、
心地よい暮らしが実現するように、リノベーション提案をいたします。

まずは、
こうしたい、ああしたいというご要望をお聞かせ下さい。
考える、伝える、そこから、リノベーションが始まります。


小さく住まう

様々なリフォーム・リノベーションがありますが、
「減築」という言葉を聞いたことはありますか。

家族構成が少なくなったり、日常生活には広すぎる、維持するには大きすぎる、広すぎて暖房が効かない・・・

そういった時には、建物に手を入れて小さくすることも考えられます。

その分、日当たりや風通しが良くなったり、
庭が広くなったり、駐車が楽になったりと、
新たな暮らしが楽しくなる気がします。





2008.11.18:樽川技建 株式会社:[Re-form Re-novation]

【完成見学会11/23】 西田C-HOUSE・郡山市

  • 【完成見学会11/23】 西田C-HOUSE・郡山市
「西田C-HOUSE」の家づくりは土地探しから始まりました。
”のどかな風景が広がる気持ちよい土地”を探し求め、出会った敷地です。

この地に、
深い軒の大きな屋根が包み込む”小さな家”が完成しました。

目の前には、田畑が広がり、のびのびと暮らせる気持ちのいい土地ゆえに、室内と外がまるでつながっているかのように感じる配置と間取り。
庭が第二のリビングとして機能し、楽しい暮らしが始まることでしょう。

今年最後の完成内覧会です。
郡山市内から車で15分ほどのところですが、気持ちいいところです。
皆様のご来場お待ち申し上げます。

 設計:増子恵美(樽川技建) 延床面積:92.75m2(28坪)

□日時
 11月23日(土) 10:00~16:00
 今回は、予約制ではありませんので、
 都合のよい時間帯にお越し下さい。

□場所
 郡山市西田町三町目字大明地内
 (ホームページに案内図を掲載しています)

□参加費
 無料

□定員
 なし

□問合せ
 024-922-9701(樽川技建:山田)

※「見学会参加への心得」を下記ページでご確認の上ご参加下さい。宜しくお願い致します。
2008.11.15:樽川技建 株式会社:[お知らせ]

【見学会】完成見学会(入居前)「 杉の家 」

□イベント名称
 完成見学会(入居前)「杉の家」

□趣旨

 「接着剤ゼロの家」 
 「配線・配管経路を考えつくした家」
 「宮崎帯杉づくしの家(柱・梁・床・壁・天井)」

宮崎県都城木材さんの乾燥技術が優れ、杉の赤身の色つや、表情がとても柔らかいのが特徴です。
床板は当社で取り組む40mm厚みと同じ仕組みなので、足裏感触を確かめてみてください。
床壁天井全てが節有りの杉というのに、伸びやかな室内やピクチャーウインドウのような窓など、しつこさを全く感じさせない空間に出来上がりました。
その室内とは裏腹に、外観はガルバリウム鋼板で包まれています。
     
建主さんの家づくりへのこだわりは、工法、素材の選定、施工方法にとどまらず、現場にかかわる職人とその技術にも興味が及び、建築現場が自宅から遠方にもかかわらず、工事に関わった人々全員とお会いされました。
現場には多くの業者、職人が出入りしますが、建主さんは完全に網羅されました。
これは快挙です! 
見学会当日も参加の皆さんとお会いし、話が弾むことと思います!
皆さんの参加申し込みを心よりお待ちしております。 (記 山田)

 設  計:植本俊介(植本計画デザイン)http://www.uemot.com
 木材提供:木童      http://www.kodoh.co.jp/index2.html
 述床面積:101.85m2(30.75坪)

※お客様のご好意により入居前の完成見学会です。
 予約制として開催いたしますので、
 ご希望の方は、下記までお申し込み下さい。

□日時
 2008-11-1(土)

□場所
 白河市白坂一里段(ライフパーク内)
2008.10.26:樽川技建 株式会社:[お知らせ]

少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家

  • 少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家
少ないお金で夢がかなうイギリスの小さな家
 著者 井形慶子
 発行所 大和書房
 発行年 2004年11月

小さな家のメッセージは印象的でした。
「Less is More! 小さく簡素にすることには意味があり、そんな選択が今よりもっと大きな人生の満足につながる」と。

家の魅力は大きさではないこと、イギリスの平均的な家が15坪以下で日本よりも小さいのに居心地がいいのはなぜかという点を、暮らし方の視点から根本的に問いかけています。

C-HOUSEの見学会でもお配りしたことのある推薦本です。
ぜひ一読ください。

評:樽川(美)
2008.10.26:樽川技建 株式会社:[木造ドミノ/参考本]