



木々がうっそうと茂る山間の傾斜地に、まるで自然の一部であるかのように静かに佇む望月邸。
玄関から続く土間を裏口へと抜ければ、枕木を敷いた通路が数十メートル続き、
その上を奥へと進めば、3つの畑と果樹棚が広がっています。
その光景はまるで一枚の絵画のようで、この家が自然と共生していることを伝えてくれます。
元々は都会に住んでいた望月さんご夫婦は十数年前に小野町を訪れ、この山間の土地にひと目惚れ。
購入を決めて以来8年の間は、うっそうとした雑木林を理想の庭に近づけるために、
毎週お二人でこの地を訪れては、作業に明け暮れたそうです。
ようやく庭と畑が完成に近づいた頃、この地に暮らしの拠点となる家を建てることを決意されました。
OMソーラーを導入し、完成した望月邸は、山間部という環境にあっても、
夏は過ごしやすく冬はあたたかな住環境をお二人に提供してくれているということです。
春から秋にかけては早朝から畑と庭の世話を焼き、冬が近づくにつれ、薪小屋との往復が続く日々。
田舎暮らしは楽ではないとご主人は話されますが、
雄大な自然に囲まれたお二人の暮らしは、憧れてしまうほど豊かなものだと感じるのです。
玄関から続く土間を裏口へと抜ければ、枕木を敷いた通路が数十メートル続き、
その上を奥へと進めば、3つの畑と果樹棚が広がっています。
その光景はまるで一枚の絵画のようで、この家が自然と共生していることを伝えてくれます。
元々は都会に住んでいた望月さんご夫婦は十数年前に小野町を訪れ、この山間の土地にひと目惚れ。
購入を決めて以来8年の間は、うっそうとした雑木林を理想の庭に近づけるために、
毎週お二人でこの地を訪れては、作業に明け暮れたそうです。
ようやく庭と畑が完成に近づいた頃、この地に暮らしの拠点となる家を建てることを決意されました。
OMソーラーを導入し、完成した望月邸は、山間部という環境にあっても、
夏は過ごしやすく冬はあたたかな住環境をお二人に提供してくれているということです。
春から秋にかけては早朝から畑と庭の世話を焼き、冬が近づくにつれ、薪小屋との往復が続く日々。
田舎暮らしは楽ではないとご主人は話されますが、
雄大な自然に囲まれたお二人の暮らしは、憧れてしまうほど豊かなものだと感じるのです。
(取材/粟野智晴)




傾斜地という環境を巧みに使い、自然と共存する望月邸。家本体のつくりはもちろんのこと、広大な庭と畑という外構も含め、森の家としてのひとつの解ではないだろうか。通り土間で庭との往来をスムーズに、またOMソーラーを導入し、冬はあたたかく夏は涼しい住まいを実現している。


<望月邸>
2004年3月 新築 木造軸組平屋建
2004年3月 新築 木造軸組平屋建
● 設計 | Yu工房 |
● 床面積 | 91.90m2(27.7坪) |
● 車庫床面積 | 22.35m2(6.8坪) |
● 延床面積 | 114.25m2(34.5坪) |
● 主な仕上げ | 屋根…ガルバリュウム鋼板 外壁…無垢板貼り(杉) 内部(床)…無垢板貼り(唐松) 内部(壁)…ボワール吹付け塗り |








