先日の砕石放射能汚染の問題に続き、
1/19今度は、薪の灰についてのニュースが大きく報道されました。
灰の処理は十分に注意ください。
灰は庭や畑にまかないで、各自治体のごみ処理方法に従って出して下さい。
※郡山市の場合は、不燃ごみとして、レジ袋の大きさで2つまで排出可能
2011/11/15│震災│ 薪ストーブの薪と放射線について >> http://tarukawa.jp/?p=logl=258269
この中で、灰には、放射性物質が濃縮されるかもしれませんので、
注意してください。灰を取り除くときは、マスクを・・・
と書いてましたが、今回の検査結果により、その数値の高さがはっきりとしました。
ニュースをそのまま転載します。
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『福島県二本松市で、住宅の庭で保管されていた薪を、
薪ストーブで燃やしたところ、灰から1キロ当たり4万ベクレルを
超える放射性セシウムが検出されました。
環境省は、放射性物質を含むおそれのあるまきを燃やした灰は
自治体が回収したうえ、適切に処分するよう、福島県など8つの県に
通知しました。
環境省によりますと、去年11月、福島県二本松市から
「薪は燃やしても問題ないのか」という問い合わせを受けて、
市内の2つの住宅で保管されていた薪を薪ストーブで燃やしたところ、
灰から、1キロ当たり最大で4万3780ベクレルの放射性セシウムが
検出されました。
薪の扱いを巡っては、林野庁が去年11月、薪自体に含まれる
放射性セシウムが1キロ当たり40ベクレルを超えるものは流通
させないよう都道府県に通知しています。
しかし今回のまきは、いずれも住民が近くの山から採ってきて
震災前から庭で保管していたもので、原発事故によって放射性物質が
付着したとみられています。
環境省は、震災後に屋外に保管されていたまきについて、薪ストーブや
ボイラーで燃やして出た灰は庭や畑にまいたりせず、市町村が回収し、
放射性物質の濃度に応じて適切に処分するよう、
福島県を含む東北地方と関東地方の8つの県に通知しました。
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県内の製材工場では、製材くずとして出る樹皮が放射性物質の付着を
理由に処分が滞っていることが昨年暮れのニュースで明らかになりました。
業界大手が自主的に樹皮の検査を実施したところ、
国が堆肥に設定した基準値(1キロ当たり400ベクレル)と
同水準の平均400~500ベクレルを検出し、
一方、樹皮を剥いだ後の木材は不検出だったといいます。
実際、建築の現場での柱や梁表面の放射線の空間線量は、
一般的な空間線量と全く変わりません。
木々の成長に伴って、養分を吸い上げ、隅々まで行き渡らしているのは、
丸太の皮に近い部分です。その部分を切り落とした柱材などは、
放射性物質を取り込んでいる可能性は低い訳ですね。
杉花粉についても、これから調査が進められようとしています。
最新情報を入手しましたら、またお知らせしたいと思います。