国会にて、平成23年度第3次補正予算が成立しました。
政局ばかりの論争で、
被災地の復興、原発の収束がなおざりにされている感が否めませんでしたから、
「やっとか!」という感じですね。
本日の最新情報では、
1つ目が、「復興支援・住宅エコポイント」という名称で、
住宅エコポイントが再開されることとなりました。
2つ目は、フラット35の内容が再編され、
「フラット35Sエコ」が新登場です。
3つ目は、フラット35を扱う住宅金融支援機構が、
東日本大震災の被災者を対象にしてきた、「災害復興住宅融資」
の限度額が変更になりました。
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* 復興支援・住宅エコポイント
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住宅の新築については、原則15万ポイント(1ポイント=1円相当)
と、従来の半額ですが、
※ 被災地については、30万ポイントが維持されました。
また、省エネリフォームについては上限30万ポイントまで、
耐震改修を実施する場合は、15万ポイントが上乗せされます。
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* フラット35S「エコ」
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現行のフラット35Sの省エネルギー性基準(省エネルギー対策等級4)
を満たす住宅や、長期優良住宅など、省エネの基準を満たした
住宅に対して、
当初5年間の金利引き下げ幅を、通常の0.3%から、0.7%に
大きくします。
※ 被災地についてはさらに優遇され、1.0%になります。
また、省エネの基準の内容に応じて、6年目からの0.3%優遇期間を
20年目までの金利Aプランと、10年目までの金利Bプラン
が設けられました。
少し分かりづらいので、次回、資金相談会にてご説明します。
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* 災害復興住宅融資の限度額変更
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基本融資額を、住宅の構造によって、1460万円と1400万円に
分けていたものを、構造関係なく、一律1460万円としました。
また、整地資金も380万円から390万円にわずかですが、
増額です。
この融資の魅力は、何と言っても、
当初の5年間の金利が「ゼロ」ということです。
「全壊」「大規模半壊」「半壊」の被害にあわれて、
建替え等を検討されている方は、まず検討に値する制度です。
新築やリフォームをお考えの方は、
いずれの制度も使わない手はありません。
ご相談は、山田まで!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やまだ@たるけん