寒くなってきましたので、薪ストーブでの暖房用に薪を使用する際は、
外に野積みしていた薪の使用は、控えた方がよいかと思います。
それでも使用の際は、
木を燃焼すると灰の形になのが1%と言われていますから、
灰には、放射性物質が濃縮されて残ることが予想されます。
煙突から出る「飛灰」ではなく、薪ストーブ内に残る「主灰」を
取り除くときは、マスクをしたり、その灰をどうするか?
悩みは尽きませんが、取り急ぎ、お知らせいたします。
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林野庁が、2011/11/2「調理加熱用の薪及び木炭の当面の指標値の設定について」
という指針を公表しました。
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/tokuyou/111102.html
そのまま転載します。
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調理加熱に使用されている薪や木炭については、
燃焼に伴う放射性物質の移動や食品への影響を判断するための
科学的知見が乏しいことから、調査を実施していたところです。
今般、この調査において、薪及び木炭から食品への移動に
ついてはわずかでしたが、焼却灰には一定レベルの放射性物質が
残留するとの知見が得られたため、調理加熱用の薪及び木炭の
今後の取扱いについて、当面の指標値を定めました。
なお、この指標値の設定については、
本日、都道府県及び関係団体へ通知しました。
1.当面の指標値(放射性セシウムの濃度の最大値)
(1)薪 40ベクレル/kg(乾重量)
(2)木炭 280ベクレル/kg(乾重量)
2.関係者に対する指導
生産者及び流通関係者に対し、指標値を超えている
薪及び木炭の流通を行わないよう指導を行うこと等について、
都道府県及び関係団体に要請します。
具体的な指導内容は添付資料をご参照ください。
3.今後の検査内容
今般の当面の指標値の設定をふまえ、
具体的な放射性セシウム測定のための検査方法を定めます。
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それ以前に、林野庁が公表した県連資料です。
2011/8/12「きのこ生産資材用のおが粉等並びに調理加熱用の
薪及び木炭の安全確保の取組について」
http://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/shiitake/2.html
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