地震から2ヶ月が過ぎました。
皆さんのお宅に訪ねて、良く聞かれることの一つが、
「り災証明」 「義援金」 「見舞金」 「地震保険」 についてです。
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「│震災│り災証明書について・地震保険の対応について」>>http://tarukawa.jp/?p=logl=230508
上記ページでお伝えした、「り災証明書」について
義援金・見舞金・地震保険を申請する時に必要です。
また、お勤めの企業や団体によっては被害状況を把握する為に求めているところもあるようですね。
り災証明書は、各市町村の災害対策本部などが窓口となっています。
軽微な場合は、被害状況の分かる写真を持っていくと証明書を発行してもらえますが、
半壊以上の恐れがある場合は、役所の担当者が現地調査をして判定の上、
証明書が発行されているのが現状です。
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「義援金・見舞金」について
被害の状況に応じて、制度が設けられています。
一部損壊では、支援制度に該当しないのが現状ですが、
税制面や支払い面で、優遇があるかも知れません。
解体工事による処分費についても、緊急の受け入れをしていた市町村でも
今後は、り災証明書を基に判断するようなことを聞きました。
1.東日本大震災義援金
全壊・大規模半壊 … 国から35万円、福島県から5万円
半壊 … 国から18万円、福島県から5万円
一部損壊 … 対象外
2.東日本大震災特別災害見舞金(郡山市の例)
全壊・大規模半壊 … 郡山市から15万円
半壊 … 郡山市から10万円
一部損壊 … 対象外
3.被災者生活再建支援制度
全壊 … 国から100万円
大規模半壊 … 国から50万円
半壊・一部損壊 … 対象外
他にも、各市町村により、制度や施策が準備されていたりしますので、
調べて見て下さいね。
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「地震保険」について
り災証明の発行は各市町村が行い、
その書類を添えて地震保険の申請を行うこととなりますが、
り災証明の被害の判定(全壊・大規模半壊・半壊・一部損壊)と、
地震保険での判定には差があるようです。
私も、何件か保険の査定員とご一緒することがありましたが、
そのあたりの詳しいことが、どうも分からずじまいだったので、
皆さんが加入されている地震保険の担当の方、査定の方に、
納得がいくまで説明を求めた方がいいでしょう。
■ Taruken 樽川技建 株式会社 ■
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