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Yさん家の解体現場にて 巣づくりと住まいづくりに思う

  • Yさん家の解体現場にて 巣づくりと住まいづくりに思う
 

建物の一部を解体して新築するYさんの工事スタート。

小屋裏で鳥の巣発見。
親鳥は餌を求めて外出中とあって、巣には小さな卵が!


移すのが可哀そうだったけど、仕方ない。
そおっと庭の高木の茂みに移したけれどのはいいけれど、
親鳥が無事に見つけて卵を温めてくれるのか?
天敵が卵を食べちゃうんじゃないか? と心配は尽きず・・・。


移すときに持ったその巣は、
実にうまく藁で組まれ、親鳥の羽毛が縁取られ、美しかった。
卵をやさしく、やさしく包み込んでいるのを実感できた。
親鳥が自分だけが巣まう巣だったら、もう少しいい加減な作りになっていたのかも。
命を守り育む気持ちが丁寧な巣づくりに感じられた。


住まいづくりも同じだと思った。
かっこよく言い過ぎかもしれないが、
命、子供、家族を守る丁寧なつくりの住まいは、きっと気持よくって、
奇抜な作りじゃないけれど誰が見ても美しい住まいなんじゃないかな? と


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やまだ@たるけん


2010.07.06:taru_yama:[樽川技建|住まいづくり]

Sさん家 夏本番前に「緑のカーテン」設置してきました

  • Sさん家 夏本番前に「緑のカーテン」設置してきました
「庭と畑と木の家」で、夏にお勧めなのが、軒先の「緑のカーテン」

葉っぱが日差しを遮り、
蒸散作用で天然クーラーのような微気候を生み出します。

夏本番前にSさん家に「緑のカーテン」用のネットを取り付けてきました。
(軒先に付けたいけど、脚立に立って取り付けるのが不安という方、お声掛けください)

Sさんは、このネットに、大輪のアサガオを伸ばす予定。
涼しげな青色がきれいな「青雲」という品種。
カーテン一面を彩るのが今から楽しみです。




 ★ 設計の増子もベランダ菜園でゴーヤの緑のカーテンに挑戦中。
 >> http://tarukawa.jp/?p=logl=188188
 
 
 ★ Mさんは、キュウリを育ててます。
 

 ★ Iさんは、定番のアサガオ。
 

 ★ Tさんは、アピオスという豆科の植物で、冬枯れしても越冬して毎年芽が出てくるものでカーテンにしています。
 これは珍しいですよ。
 

 ★ Yクリニックは、ゴーヤがなってました!
  


皆さんのお宅での「緑のカーテン」も知りたいですね。
こんな工夫してるよ! 我が家はこれ! といった情報お待ちしております。

”たるけん”冬の「年賀状コンテスト」に続き、夏版は「緑のカーテンコンテスト」やりたいです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やまだ@たるけん


2010.07.05:taru_yama:[樽川技建|住まいづくり]

【南矢野目Jさん家】 一年点検~その後は山菜に舌包み

  • 【南矢野目Jさん家】 一年点検~その後は山菜に舌包み
先月末、Jさん家の一年点検にお邪魔。

至って良好でした。
建具廻りの調整はありますが、木製建具のお宅では必ず経験することです。

調湿作用のある木製建具ですから、収縮と反りがどうしても発生します。
お引き渡し後、乾燥するシーズン、湿気の高いシーズンを経験した
木製の建具はようやくその動きが収まるので、
一年点検でその調整を行っています。


薪ストーブのある暮らしを堪能されている様子をうかがいました。
(我が家と同じ薪ストーブ「ピキャン製のオーブンタイプ」)

レストランの厨房を思わせるキッチンも大活躍、
広々デッキも季節ごとに楽しまれているようで、

一年点検の後に、
そのキッチンで仕込まれた料理を、
そのデッキに座卓を移動して、おもてなしを頂きました。

美味さ抜群!ご馳走様でした。




設計者の富樫さん仕込みの、蕎麦の実スープは
さっぱりした味に蕎麦の薫りが楽しめおかわり頂きました。

設備業者さんからの山ウドの差し入れは、早速、生でほおばり、
火にあぶっては食べ、山菜好きにはたまらない美味しさでした。

写真は、点検の写真が一枚もなくて、
おもてなしいただいた時の写真ばかり。ちゃんと仕事してるのか!と怒られそうですが・・・。

 


Jさんからメールいただきました。

「棟梁をはじめわが家を作ってくれた方々に久々に再会できてとてもうれしかったです。職場で、「施工業者の人に入居1年の点検をしてもらう」と話したら、「普通はそんなことをしない」と驚かれました。生活している中で気がついた不具合などをすぐに対処していただいて大変ありがたかったです。」

出来すぎなお言葉のような気がして、恥ずかしい気がしますが、
ありがたく、頂戴いたします。

宿題頂いている、稼働できる本棚も思案中です。お楽しみに。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やまだ@たるけん








2010.06.13:taru_yama:[樽川技建|住まいづくり]

【郡山大槻Kさん家】 ご近所にもやさしく地盤改良

  • 【郡山大槻Kさん家】 ご近所にもやさしく地盤改良
Kさん家の敷地は、木々が生茂った山だったのかと思わせる敷地ですが、
もともとは田んぼ。
さらには、敷地の両側を水路が流れる敷地。





地盤調査の結果で、改良工事が必要となりました。
地耐力を確保できる深さや強度から、表層改良という手法をとりました。





表層改良工事は、杭打ちや柱状改良のように杭打ちのための重機などが必要ないので、
近隣への振動や音も最小限に抑えられ、ご近所さんにもやさしい地盤改良工事です。

固化剤を土と混ぜ合わせて、しっかりと踏み固める必要があるので、
今回の工事の改良深さでは、2層に分けての施工となりました。
下の写真は1層目の工事を終えた所です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やまだ@たるけん



2010.06.06:taru_yama:[樽川技建|住まいづくり]

住宅街の「緑のオアシス」 【郡山大槻Kさん家】 工事開始

  • 住宅街の「緑のオアシス」 【郡山大槻Kさん家】 工事開始
Kさんから家づくりの相談を受け、Kさん宅を訪ねたのは昨年夏。

住宅街に、そこだけ緑のオアシスのような空間があるではありませんか。
以来、この豊かな自然環境と住まいづくりの構想を練り続け、
先月、新築工事がスタートしました。

 

30数年前は、田んぼだったところ。
Kさんが植えた木や、鳥が運んできた種が育って、
クグギやクリ、ウメ、モモ、ケヤキ、マツ、ヤマブキ、アジサイ・・・
ちょっとした森に成長しました。

雑木林の中にいるような感覚で、現地で何度深呼吸したことでしょうか。
団地や住宅が多い地域にあって、生き物たちもKさんの敷地を喜んでいるはず。
Kさんお好みの山野草の花々も、木々の地表を覆い尽くしています。



この敷地をできるだけ活かしたプランニングをしようと、
現地では、建物の配置や高さを、何度も線を張り直しては確かめました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やまだ@たるけん

2010.06.05:taru_yama:[樽川技建|住まいづくり]