家づくりの第一歩目の土地選び。
敷地の活用法は人それぞれですが、
「庭スペースを広く設けて、植栽や家庭菜園などを楽しみたい!」
という方以外は、
出来るだけ土地面積を小さく考える事をおすすめしております。
というのも、家づくりの終盤で、
ほぼ確実に理想と現実のギャップに
苦しむことになるからです。
具体的に言うと、
思い描く理想の「庭」と、
予算内で実現可能な「庭」との間に
大きなギャップが生まれ、
その調整に頭を悩ませることになるということです。
土地は広ければ広いだけ、
手を加えなくてはいけないスペースも当然広くなるので、
その分お金がかかってしまい、
こだわりたい部分にも予算を掛けられなくなってしまいます。
かといって手を加えないと、草がどんどん生えてきたりと
手入れだけでも嫌になってしまいますよね。
ですので、Tarukenでは今からお伝えする内容を
土地選びの際にはお話させていただき、
出来るだけ理想と現実のギャップが生まれないようにしています。
■土地を出来るだけ小さくする
まず1つ目が、
冒頭でもお伝えしたように
出来るだけ土地を小さくするということです。
土地選びには、
全体の資金計画がとても重要なので、
資金計画から土地の予算を具体的に試算し、
どんな家を建て・いくらくらいかかりそうな家なのかも
把握したうえで土地選びをする事もおすすめしています。
こうすれば建てたい家に合う土地を買いやすくなるからです。
無駄に土地を余らせたら余らせたで、
その維持管理だって大変になりますので。
■土地に無駄な余白をつくらない
2つ目にやるべきことが、
土地に無駄な余白をつくらないように
家の設計をするということです。
例えていえば、平屋が建てられるのに、
わざわざ2階建てを建てないということですね。
住みやすさや使いやすさ、
そして居心地の良さといった機能面においても、
また耐震性や耐久性や温熱環境といった性能面においても、
平屋の方が、スペックが高くなります。
また、平屋でも家族のプライバシーが守られた間取りを
プランしていくことが十分に可能ですので、
わざわざ2階建てを選ぶ理由もなくなってきますよね。
まずは、この2つの条件をクリアすることが、
「庭」のコストを最小化するために重要になってきます。
安くて広い土地だからといって安易に買ってしまうと、
以外に高い買い物になってしまうケースも多いので、
庭の手入れを極力したくない方、
庭に特別なこだわりのない方は、
余計な外構費用や日常の手入れの手間を省けるように、
この2つの条件をしっかり押さえて、
土地選びをしていきましょう!