加納 貴志（カノウ タカシ）

注文住宅の営業をやっている私としては、建売は競合にならないようで、実は競合です。
今までも何度か建売を買いました、とお客様から言われたことがあります。

私自身は、建売を否定はしていません。便利な土地に小さくてもいいので、安住の地を
設ける、素敵なことだと思います。

建てている建売を見ていれば、10年後の壁の中は・・・と想像はつくのですが、その話は
さておき・・・。


どこを通っても、飯田産業Gp.の家が建っていますが、最近聞くところによると結構
建売も売れなくなってきているそうです。家は建てて1年間は新築、それを過ぎると
中古住宅になります。なので、3か月も売れないとよく「値引き」という懸垂幕で
アピールしている建売が散見されます。

2件並んだ建売の一方が売れ残り、500万値下げして買い手がつき、先に買った人が
それを知って怒っているという話もよく聞きます。

何がいい、何が悪いという気はありませんが、建売が安いのには必ずそれなりの理由が
あり、値引きされているのにも理由があります。安さだけで飛びつくと、定年後に建替
なんている悲惨なことにもなりかねませんし、その辺りはご自身の目でしっかり確かめて
から決断するようにしてください。