住まいのDIY講座 No.15 ~リンスで掃除~

以前、壁にホコリが吸着して~、という記事をご紹介しました。
以前の記事はこちら http://daitojyutaku.co.jp/log/?l=464399
参考にNHKがってん http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20171018/index.html

皆さんも普段の暮らしの中で、妙にテレビにホコリが付着するとか、家電周りにホコリが
溜まるとか感じたことはないですか?それは静電気が原因かも・・・!

そんなときの掃除術をご紹介します。

その前にまずは静電気って何?
プラスが1個、マイナスが1個  ぶつかると

通常:プラスとマイナスが同じ数    帯電:電気的に偏った状態になる

この状態で、そのものが触れ合うと一気に電荷が移動してバランスをとるため、放電が
起き、バチッとなる訳です。またこの電気的に偏った状態が、ホコリを呼び寄せます。
出典:https://www.keyence.co.jp/ss/products/static/static-electricity/basic/about.jsp

さて、これを防止するにはリンスに入っている帯電防止剤(静電気防止剤)を活用し
ます。帯電防止剤とは、端的に言うと界面活性剤です。界面活性剤の分子は「油になじみ
やすい部分(疎水基/親油基)」と「水になじみやすい部分(親水基)」があり、「疎水
基」で滑りやすくし「親水基」では空気中の水分を吸収し表面に膜を作ることで摩擦から
の静電気をおこりにくくします。

界面活性剤_100

水は静電気を通しやすい性質があり静電気を吸収(帯電)して蒸発させてしまいます。

冬に静電気が起きやすいのは、空気中の水分が少ないからなんですね。インフルエンザ等
以外の目的でも、加湿も大事になる訳です。
出典:https://kininaruarekore.com/archives/6786.html

さて、本題ですが、静電気を防止するのに、リンスを10倍程度に希釈したリンス溶液で
拭き掃除をするといい
そうです。
「リンス 太陽油脂」の画像検索結果

また「界面活性剤」少し気になる場合には「グリセリン」がおすすめです。グリセリンは
アルコールの一種で原料にはパーム油やヤシの油等の植物油が使われており、医療品や
食品にも使われています。「界面活性剤」と同じ働きがあり、人間の体の中にも存在して
おり保湿しながら静電気を防止する事ができます。「無色」「無臭」透明なハチミツの
ようで、なめると少し甘い味がします。
グリセリンを選ぶ時には石油系から作られて「合成グリセリン」ではなく、天然100%の
ものを選ぶようにしましょう。








営業・加納

2019.02.13:t-kano:[コンテンツ]

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