私ももちろんそうですが、毎年1歳ずつ歳をとります。
まだ若いつもりでも、手摺を後付したくなることもあります。
基本的にはホームセンターで手摺を見てもらうと分かる通り、
電動ドライバーさえあれば誰でも簡単にどこでも取り付けられます。
ただし、前回「棚の後付け(http://daitojyutaku.co.jp/log/?l=448251)」でも
書いたように、下地位置を気にせずに取り付けると壁が壊れてしまうこともあります。
そこで今回は、手摺を後付けすることを想定した、壁の下地について。
壁の構造は、クロスの下に石膏ボード、さらにその向こう側に柱/間柱という構造になっています。
内断熱の場合は石膏ボードに裏側に気密フィルムがあるので、むやみにビスを打つと
それを破ってしまい、気密を損ねる可能性があるのですが、外断熱の場合は構造体の
外側で気密を取るので、その心配は要りません。
この柱/間柱をめがけてビスを打てば、強度はバッチリ!この探し方をご紹介します。
① 壁を叩く
音でわかります。柱は910mm間隔、間柱はその間なので、455mm間隔で入っています。
これも目安に叩いてみて下さい。
② 針を刺す
専用のものが売られています。押すと針が飛び出る構造で、柱がないとブスッと刺さります。
これも指してみれば感触でわかります。
これは向こうが空洞の状態。
③ 下地センサーを使用
マウスみたいなもので、壁にそって動かすと下地の有無で音がなります。
ただ調子に乗っていろいろ穴をあけたり物を取り付けたりすると、
せっかくのお家で家族喧嘩になってしまうので、ご注意を。
(またあくまでも自己責任の範囲内でお願いします。
特に借家・アパートにお住いの方は、やめておいた方がいいと思います。)
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