私の自宅には小上がりがありますが、ごろんと出来るし、いいスペースですよね。
小上がり高さが30cmを超えると、下部に引出収納をつけている方も多いと思います。
このデメリットは、ほこりがたまること!
何年かお住まいになって、引き出しを目いっぱい出して奥をのぞくと、結構びっくり
するくらいのほこりや髪の毛がたまっています。(私の家だけかも・・・)
でも引出の外し方がわからない・・・という方のために、引出の外し方をお伝えします。
(小上がり以外でも引き出しのスライドレールの外し方は同じです)
①いっぱいまで引き出したら、横のレールの黒いつまみを下げる/上げる
(左右どちらかが「下げる」でどちらから「上げる」です。また中に向かって
押すタイプのもあります)
②そのまま(押したまま)固いのを気にせず引き抜く
戻す際は、レールを左右きちっとあわせて、固いのを気にせず奥まで
しっかり押し込んでください。特にカチッといったりはしません。
また収納扉などに使われるスライド蝶番についても、着脱・調整ができるので
簡単にご紹介します。まず取る必要はありませんが、万が一取れてしまっても
慌てないためにお知らせします。取り方は、矢印のところを手前にカチッと
ひっぱるだけ。つけるのもその逆の動作です。
調整は次のように行いますが、通常扉にはこの蝶番が2個もしくは3個ついて
います。1か所だけいじると、開け閉めに支障が出る可能性があるので、
くれぐれもご注意ください。
ちなみに、収納の扉には、部屋に入る扉についている普通の蝶番ではなく
なぜスライド蝶番という金具が使われるのか・・・。
動きをよく比較・観察するとわかります。意外と奥が深い金具です(笑)
いずれも非常に簡単ですが、戻せる自信がない方は、やめておいた方がいいかも・・・
営業・加納
住まいのDIY講座 No.11 ~スライドレール・蝶番~
住まいのDIY講座 No.10 ~合板で家具作り(3×6板木工)~
以前、合板で作る家具ということで、こういう記事がアップされました。
http://daitojyutaku.co.jp/log/?l=444080
ご存じの通り合板とは、無垢材とは異なり、「薄く切った単板材を貼り合わせて
つくる板」のことで、いろいろ種類があり、表面も非常にきれいなものが
1枚1,000~1,500円くらいから購入できます。
正確な分類ではないですが、内装用(下地等)・外装用(コンクリ型枠等)や
材質などで分けられ、サイズも1800×900、もしくは1820×910と規格があり、
厚さも12mm、9mm、5.5mm、4mm、2.3mmなど選択肢は多くあります。
また表面に化粧板を貼っているもの、木片チップを接着剤と圧着したもの、
現場に使うコンパネなどいろいろありますが、家具を作るのであれば、
ラワン合板、シナ合板、MDF合板、化粧合板などが向いています。
このサイズからいかにうまく木取り(部品を無駄なく切り出すか)して、加工して
いくのを、サブロク木工と言ったりします。
我が家でも、小屋裏で使う本棚や、外で塗装して使う小物置、娘に作ってと
言われた収納家具などいくつか実績があるのですが、今回非常にシンプルに
作った家具をご紹介します。
服を店のように平置きしたい、軽くて動かせるのがいい、ということで娘からの
設計図とともにもらったリクエストに対し、表面のキレイなファルカタ合板2枚を
使い、すべて突き合わせのビス止めだけで作った家具がこちら。
幅900、高さ1300ほどのサイズですがキャスターをつけて可動式にしました。
材料はすべて寸法指定してホームセンターでカットしてもらったので、
組み立てるだけの30分作業で完成!見せるオープン収納です。
また、一部隠して引出をつけたりとなるとこんな感じ↓
これも合板2枚を細かく切って、突き合わせで接合した棚です。
衣装ケースのところはレールつけて、引き出せるようにしました。
使う場所や目的に応じて、材質や強度が異なるので、その辺は悩みどころ
ですが、この機会にいろいろ作ってみたい方、是非ご相談ください。
(特にサブロク板からいかにうまく木取りするかがポイントです)
※宅内で使われる場合は、必ずF★★★★マークのあるものをお使い下さい。
営業 加納
大衡モデルハウス体験宿泊の感想を公開!
何度かご案内申し上げている大衡モデルハウスの宿泊体験で、
お泊り頂いた方の感想を紹介したいと思います。
●良かった点
エアコンを試しに夜切ってみましたが、朝、外が2.9℃のところ室温が19℃でした。
気密性・保温性に優れているので、びっくりしました。また収納スペースも多く、
散らからず掃除もしやすそうです。
●良くなかった点
湿度が40%近くまで落ち、乾燥が気になりました。加湿器が欲しかったです。
人が日常生活している空間ではないので、冬は特に24時間換気で空気を入れ
替えていると、やはり乾燥してしまいます。この現象を理論的に正しく理解すれば、
結露の起きない住まい方や、温度差が起きにくい建物とはどういうものかが
ご理解いただけると思います。
詳しくお聞きになりたい方は、下記「住まい塾」をお申込み下さい。
体験宿泊にご興味のある方は、下記か、もしくは担当営業までお問い合わせ下さい。
住まいのDIY講座 No.9 ~手工具だけで木をきれい切る~
今回は、木を切ったり加工したりされるDIYに興味のある方向けの投稿です。
DIYの基本は、木を直角に切る、直線に切る、これにつきます。
のこぎりを使ったことがある方も最近では減ってきたと思いますが、やってみると
木をきれいに(まっすぐ、もしくは直角に)切るのは、思った以上に難しいものです。
そんなときに活躍するハンディーツールのご紹介です。その名も、「Z ソーガイド・エフ」
どうやって使うかというと、丸い部分の間にのこぎりを差し込み、
木にあてがってのこぎりを往復するだけ、これでのこぎり自体の動きを
制限してくれるので、きれいに直角または直線で切ることができます。
角度を2方向に変更できるので、直角以外の切断も簡単にできます。
いろいろ書きましたが、特に大きな板とかであればホームセンターでサイズ指定して
切ってもらうのが一番きれいで確実です。
ホームセンターによって、何カット無料とか、在庫している木材の種類とか、
加工精度とか結構特徴があるんですよ!!!
営業 加納
住まいのDIY講座 No.8 ~外用ごみ箱~
皆さんのご家庭に、外用ごみ箱はありますか?
空き缶、空き瓶、ペットボトルなど、外にごみ箱が欲しいなぁと思うこともあると思います。
ただ、蓋付きでないと雨がたまってボウフラがわいたり、通気性を確保しないと中で蒸れて
カビたり、またそんなに予算もかけたくないなぁなど、いろいろ求めることもあると思います。
そんな方への、安価で通気性もあり、雨もたまらないごみ箱のご紹介です。
使うのは100均で売っている網!
これを結束バンドで固定していけば、「あらっ簡単!」アミアミごみ箱の完成です。
5枚買って、1枚をニッパーで半分に切れば底と蓋にできますが、2連3連にする手もあります。
外構のメッシュフェンスに引っ掛けても良し、レンガ等で下駄はかせて置いても良し、
倒れないようにだけご注意ください。
下の写真は、連結してその間にS字フックでゴミ袋下げて、ペットボトルキャップ用の
かご(これも100均)をつけて・・・という拡張版です(笑)
「飲みすぎ!」というご批判は甘んじて受け止めます(恥)
是非、お試しあれ! (見た目はそれぞれ感じ方があると思いますが)
営業 加納