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【2013/12/27 山形新聞】正月は大福茶でおもてなし 赤湯温泉旅館協同組合が準備

 南陽市の赤湯温泉旅館協同組合は正月三が日、赤湯温泉観光センターゆーなびからころ館で、利用者に大福茶(おおぶくちゃ)を振る舞う。組合職員らが、大福茶に入れる結び昆布の準備作業を続けている。

 大福茶は、正月に関西地方などで結び昆布と梅にお湯を注いで飲まれているもので、無病息災や縁結びなどを祝う。

 同組合は、赤湯温泉と観光客の絆を結ぶ意味と来年の山形デスティネーションキャンペーン成功、元日の全日本実業団対抗駅伝競走大会に初出場する市役所陸上部の活躍なども願い、大福茶を振る舞う。3日間とも午前11時から午後3時までで、元日は赤湯温泉旅館の女将さんたちがおもてなしする。

 同センターでは連日、職員が交代で湿らせた昆布を細い短冊状に切り、結ぶ作業を行っている。根気のいる作業だが職員たちは「新年が南陽市や赤湯温泉にとって、飛躍の年になることを願いながら結んでいます」と笑顔で話している。

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