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【2013/12/10 山形新聞】頑張れ南陽市役所陸上部、応援歌300人で録音 元日の駅伝初出場 (一部抜粋)

 元日の全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)に初出場する南陽市役所陸上部の応援歌「未来へ」の公開録音が8日、同市民体育館で行われた。参加した市民約300人が全国舞台に立つ市役所陸上部メンバーへのエールを精いっぱいの歌声に込めた。

 応援歌を作詞した同市法師柳のシンガー・ソングライター須貝智郎さん(61)らが、公開録音への参加を呼びかけたところ、市内の3中学校の生徒有志をはじめ子どもから大人まで、予想を上回る多くの市民が会場に駆けつけた。

 公開録音では、赤湯中の生徒による熱烈なエールに続き、全員で応援歌の録音に挑戦した。「元気よく」「出だしのフレーズをはっきりと出そう」など須貝さんらの指導を受け、練習を重ね、歌声はどんどん大きく伸びやかに。本番は、屋内に響き渡る歌声で、全体を通したバージョンと輪唱パートも収録し終了した。

 赤い鉢巻き姿で参加した赤湯中応援団長の3年遠藤大輝君(15)は「同じ市民として、大舞台に挑む選手たちを応援したかった」と笑顔で話す。須貝さんも「こんなに多くの人が参加してくれ、本当にうれしい。みんなの気持ちのこもった応援歌になった」と満足そう。

 会場に来ていた市役所陸上部の高嶋哲監督は「元気をもらい、感動を与えられるようにチーム一丸で頑張ってきます」と決意を語っていた。



公開録音終了後、全員で記念撮影する参加者=南陽市民体育館


南陽市役所陸上部公式サイト