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最大1300人収容、南陽市新文化会館が着工 −米沢日報−
【2013/12/01 米沢日報】最大1300人収容、南陽市新文化会館が着工
南陽市が平成27年度開館を目指す新文化会館建設工事の安全祈願祭が22日、南陽市三間通地内(市役所南側)の現地で行われた。文化会館は全国初となる木造耐火構造で、最大1300人収容できるメインホールと、会議などにも活用できるマルチホールの大小2ホールと交流拠点として使える創作支援諸室が設けられているのが特徴だ。完成後は米沢市民文化会館の収容人数を上回り、置賜最大規模の文化施設が誕生する。
設計は大建設計が担当。工期は2015年3月6日まで。同年秋ごろの開館を目指す。新文化会館の敷地面積は2万3000平方メートル、地上3階、地下1階建の木造で、延床面積は6700平方メートルとなっている。800人から最大1300人収容可能なメインホールは木造の特性を活かして、音響性能の高い空間を演出、最大500席のマルチホールではセミナーやパーティー、シアター形式など、多彩なアレンジができる空間設計を施した。
館内には音楽練習室、稽古場、ワークルーム諸室、木育博物館(子育てフロア)、会議室、キッチンスタジオ、和室などが設けられているほか、交流ラウンジや展示ギャラリースペースなども兼ね揃えている。
駐車場は障がい者用を含め440台を完備し、バスでの往来ができるスペースを確保。創作支援諸室としては、芸術文化活動に加え、地域住民の会合やまちづくり活動につながる大小さまざまな諸室を設け、市民の活動拠点を目指す。
また、木質バイオマスボイラーを採用し、寒冷地型太陽光発電設備で環境負荷を軽減した。
現在の文化(市民)会館は昭和43年に建設され、年間利用者数は1万9000人にも関わらず駐車場は64台、敷地面積も3415平方メートルと狭く、イベントでの不便さが指摘されていた。既に43年が経過したこともあり、電気、音響、空調設備の老朽化が見られ、先頃の東日本大震災で屋外階段の沈下や壁面からコンクリート片のはく落被害があり、建物の耐震性の問題でも不安視されていた。
同文化会館は平成27年3月の完成を予定し、市役所と地下通路で結ばれる。
設計は株式会社大建設計(本社・東京都品川区)で、建設は戸田建設(株)東北支店(宮城県)特定建設共同企業体が行う。総事業費は61億円。
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2013.12.05:
supobun
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南陽市が平成27年度開館を目指す新文化会館建設工事の安全祈願祭が22日、南陽市三間通地内(市役所南側)の現地で行われた。文化会館は全国初となる木造耐火構造で、最大1300人収容できるメインホールと、会議などにも活用できるマルチホールの大小2ホールと交流拠点として使える創作支援諸室が設けられているのが特徴だ。完成後は米沢市民文化会館の収容人数を上回り、置賜最大規模の文化施設が誕生する。
設計は大建設計が担当。工期は2015年3月6日まで。同年秋ごろの開館を目指す。新文化会館の敷地面積は2万3000平方メートル、地上3階、地下1階建の木造で、延床面積は6700平方メートルとなっている。800人から最大1300人収容可能なメインホールは木造の特性を活かして、音響性能の高い空間を演出、最大500席のマルチホールではセミナーやパーティー、シアター形式など、多彩なアレンジができる空間設計を施した。
館内には音楽練習室、稽古場、ワークルーム諸室、木育博物館(子育てフロア)、会議室、キッチンスタジオ、和室などが設けられているほか、交流ラウンジや展示ギャラリースペースなども兼ね揃えている。
駐車場は障がい者用を含め440台を完備し、バスでの往来ができるスペースを確保。創作支援諸室としては、芸術文化活動に加え、地域住民の会合やまちづくり活動につながる大小さまざまな諸室を設け、市民の活動拠点を目指す。
また、木質バイオマスボイラーを採用し、寒冷地型太陽光発電設備で環境負荷を軽減した。
現在の文化(市民)会館は昭和43年に建設され、年間利用者数は1万9000人にも関わらず駐車場は64台、敷地面積も3415平方メートルと狭く、イベントでの不便さが指摘されていた。既に43年が経過したこともあり、電気、音響、空調設備の老朽化が見られ、先頃の東日本大震災で屋外階段の沈下や壁面からコンクリート片のはく落被害があり、建物の耐震性の問題でも不安視されていた。
同文化会館は平成27年3月の完成を予定し、市役所と地下通路で結ばれる。
設計は株式会社大建設計(本社・東京都品川区)で、建設は戸田建設(株)東北支店(宮城県)特定建設共同企業体が行う。総事業費は61億円。
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