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第58回山形県縦断駅伝競走大会総合優勝2連覇
【2013/04/30 山形新聞】【駅伝】南陽・東置賜、貫禄の連覇 若手躍動、光る安定感
第58回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)最終日は29日、長井―山形間の8区間、80.3キロでレースが行われ、南陽・東置賜は目標に掲げた完全優勝は逃したが、2年連続で総合優勝した。
南陽・東置賜は大会新記録で第1日を制し、第2日も中盤から首位を守って優勝。3日間連続Vに王手をかけて臨んだ最終日、24区で首位に立ち、そのまま逃げ切るかと思われたが、北村山が最終28区で逆転して勝利。南陽・東置賜は2位だった。
総合成績は北村山が2位、酒田・飽海が3位に入った。4位以下は山形、天童・東村山、寒河江・西村山、鶴岡・田川、新庄・最上、長井・西置賜、米沢、上山。
【評】最終日は各チームが主力級をそろえた総力戦。南陽・東置賜は中盤以降で抜け出すほぼ狙い通りのレース展開だったが、最終日優勝に懸けた北村山が最終28区で3位から逆転した。アンカーがたすきを受け取った時点で、首位の南陽・東置賜とは1分12秒の差があったが、区間新の力強い走りで残り約3キロの地点でかわした。連覇した南陽・東置賜は完全優勝こそ逃したが、3日間を通して安定感が際立った。
最終区で逆転を許し、2大会連続の完全優勝は逃したが、この日も南陽・東置賜の安定感が光った。区間賞は一つも取れなかったが、中高生区間で首位をキープし、一時は2位以下を1分以上引き離した。中心選手の大野紘崇(南陽市役所)は「結果は悔しいが、中高生を含めチーム力は上がっている」と分析した。
各チームがエースをそろえた序盤の21、22区を終え3位。続く中高生区間。「これまで弱点だった」(鈴木輝生監督)若い世代が躍動した。23区船山敦司(川西中)と24区吉田周平(米沢工高)の走りでトップに立ち、25区佐藤洸人(高畠二中)も粘走。昨年春に発足した南陽・東置賜駅伝ジュニアチームのメンバー3人が勢いをつないだ。
地元出身ランナーの奮起に、県外出身の27区鈴木駿(南陽市役所)が応えた。神奈川大で箱根駅伝を走り、今春チームに加わった実力者は、速いピッチで急勾配の鳥上坂(南陽市)を駆け上がる。わずか2秒だった2位との差を1分5秒にまで広げた。
北村山のアンカーの快走に屈し、完全優勝はできなかった。しかし今大会、他チームが強力な大学生らで補強し「打倒南陽・東置賜」を掲げる中、チームは序盤で後れを取っても崩れることなく、徐々に巻き返す粘りで貫禄を示した。県外出身選手と地元選手が切磋琢磨(せっさたくま)するチームに、地域ぐるみのジュニア強化策でレベルアップした中高生が加わり、選手層の厚みが増した。
選手はチームの成長を肌で実感しつつ、最終日のレース後、悔しさをあらわにした。「もっと強くならなければ勝てない」。さらに戦力を上げてくるであろうライバルを打ち破り、「完全王者」の座に再び就くための1年間が始まった。
南陽・東置賜の大河原謙人(17、東農大)から首位でたすきを受け取る27区の鈴木駿(15、南陽市役所)=南陽中継所
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2013.04.30:
supobun
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第58回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)最終日は29日、長井―山形間の8区間、80.3キロでレースが行われ、南陽・東置賜は目標に掲げた完全優勝は逃したが、2年連続で総合優勝した。
南陽・東置賜は大会新記録で第1日を制し、第2日も中盤から首位を守って優勝。3日間連続Vに王手をかけて臨んだ最終日、24区で首位に立ち、そのまま逃げ切るかと思われたが、北村山が最終28区で逆転して勝利。南陽・東置賜は2位だった。
総合成績は北村山が2位、酒田・飽海が3位に入った。4位以下は山形、天童・東村山、寒河江・西村山、鶴岡・田川、新庄・最上、長井・西置賜、米沢、上山。
【評】最終日は各チームが主力級をそろえた総力戦。南陽・東置賜は中盤以降で抜け出すほぼ狙い通りのレース展開だったが、最終日優勝に懸けた北村山が最終28区で3位から逆転した。アンカーがたすきを受け取った時点で、首位の南陽・東置賜とは1分12秒の差があったが、区間新の力強い走りで残り約3キロの地点でかわした。連覇した南陽・東置賜は完全優勝こそ逃したが、3日間を通して安定感が際立った。
最終区で逆転を許し、2大会連続の完全優勝は逃したが、この日も南陽・東置賜の安定感が光った。区間賞は一つも取れなかったが、中高生区間で首位をキープし、一時は2位以下を1分以上引き離した。中心選手の大野紘崇(南陽市役所)は「結果は悔しいが、中高生を含めチーム力は上がっている」と分析した。
各チームがエースをそろえた序盤の21、22区を終え3位。続く中高生区間。「これまで弱点だった」(鈴木輝生監督)若い世代が躍動した。23区船山敦司(川西中)と24区吉田周平(米沢工高)の走りでトップに立ち、25区佐藤洸人(高畠二中)も粘走。昨年春に発足した南陽・東置賜駅伝ジュニアチームのメンバー3人が勢いをつないだ。
地元出身ランナーの奮起に、県外出身の27区鈴木駿(南陽市役所)が応えた。神奈川大で箱根駅伝を走り、今春チームに加わった実力者は、速いピッチで急勾配の鳥上坂(南陽市)を駆け上がる。わずか2秒だった2位との差を1分5秒にまで広げた。
北村山のアンカーの快走に屈し、完全優勝はできなかった。しかし今大会、他チームが強力な大学生らで補強し「打倒南陽・東置賜」を掲げる中、チームは序盤で後れを取っても崩れることなく、徐々に巻き返す粘りで貫禄を示した。県外出身選手と地元選手が切磋琢磨(せっさたくま)するチームに、地域ぐるみのジュニア強化策でレベルアップした中高生が加わり、選手層の厚みが増した。
選手はチームの成長を肌で実感しつつ、最終日のレース後、悔しさをあらわにした。「もっと強くならなければ勝てない」。さらに戦力を上げてくるであろうライバルを打ち破り、「完全王者」の座に再び就くための1年間が始まった。
南陽・東置賜の大河原謙人(17、東農大)から首位でたすきを受け取る27区の鈴木駿(15、南陽市役所)=南陽中継所
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