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第58回山形県縦断駅伝競走大会が始まります。
【2013/04/27 山形新聞】【駅伝】第1日のみどころ 南陽・東置賜が軸の展開か
第58回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は27日、第1日のレースを行う。遊佐町の月光橋を午前8時20分にスタートし、新庄市役所にゴールする10区間、105.1キロ。酒田市の山新放送庄内会館で26日行われた開会式に出席した11チームは、レースへの意気込みを高めた。
【みどころ】1〜3区、主力そろう
各チームともレースの流れが決まる1〜3区に主力選手をそろえ、スタートからハイレベルな上位争いが予想される。前回覇者の南陽・東置賜は大谷、三浦の二枚看板と新戦力の鈴木駿を投入し、万全の布陣で臨む。地元通過の鶴岡・田川は東洋大元主将の斎藤貴、成長著しい梅木と斎藤諒を配置し、スタートダッシュできるかに注目。1区は大谷、天童・東村山の日野、山形の土屋らがトップ争いを演じそう。2区は北村山の吉田楓、3区は天童・東村山の斎藤の走りに注目が集まる。
第1日の優勝争いは南陽・東置賜が軸で、北村山、酒田・飽海、山形、天童・東村山、鶴岡・田川が追う展開になりそう。地元入りの新庄・最上は昨年7位に沈んだが、新加入の細見、好調な山口らで上位陣に食い下がれるかがポイントとなる。
長丁場の8区も見どころの一つ。南陽・東置賜は安定感のある堀、北村山はベテラン堀に託し、天童・東村山は遠田、酒田・飽海は佐藤匠、山形は須藤のエース級を起用した。大きな順位変動もあり得るため、ミスの許されない緊迫した区間となりそうだ。
箱根経験者23人、今回も高速レース期待
第58回大会には前回と同じ23人の箱根駅伝経験者がエントリーした。区間新13、区間タイ1が生まれ、高速レースとなった前回と同様、ハイレベルな戦いになりそうだ。
出場11チーム中、最多は南陽・東置賜の8人。北村山、新庄・最上の4人を大きく上回り、オーダーが充実。オンディバ・コスマスは抜けたが、今年の箱根駅伝9区を走った神奈川大出の鈴木駿(南陽市役所)が加わり、依然高い総合力を保っている。
北村山には今年まで2年連続出場の竹内竜真(東農大)、明大時代に2度出場経験のある辻村充(東根市役所)らがメンバー入り。新庄・最上には中央学院大出の渡部恭平(最上広域市町村圏事務組合)らがいる。昨年大会で東洋大が総合優勝した際にアンカーを務めた鶴岡・田川の斎藤貴志(鶴岡市消防署)の走りも楽しみ。
第1日の1区にエントリーした箱根経験者は5人。経験者が増え続ける現状について東海大山形高陸上部の田宮健監督は「大会のレベルアップに着実につながっている」と評価。その上で「個人、またチームの練習環境の問題として、箱根経験者の走力をいかに維持、向上させていけるか。さらに、本県出身選手の力の底上げにどうつなげるかが今後の課題」と語った。
▽南陽・東置賜チーム監督の決意 鈴木輝生監督 初日の早い段階でトップに立てれば、最終日まで首位を維持できる状態まで仕上がった。選手層は厚く、去年以上に充実している。2連覇とともに、大幅な記録更新を狙いたい。
力強く選手宣誓する南陽・東置賜の渡辺清紘主将=酒田市・山新放送庄内会館
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2013.04.30:
supobun
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第58回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は27日、第1日のレースを行う。遊佐町の月光橋を午前8時20分にスタートし、新庄市役所にゴールする10区間、105.1キロ。酒田市の山新放送庄内会館で26日行われた開会式に出席した11チームは、レースへの意気込みを高めた。
【みどころ】1〜3区、主力そろう
各チームともレースの流れが決まる1〜3区に主力選手をそろえ、スタートからハイレベルな上位争いが予想される。前回覇者の南陽・東置賜は大谷、三浦の二枚看板と新戦力の鈴木駿を投入し、万全の布陣で臨む。地元通過の鶴岡・田川は東洋大元主将の斎藤貴、成長著しい梅木と斎藤諒を配置し、スタートダッシュできるかに注目。1区は大谷、天童・東村山の日野、山形の土屋らがトップ争いを演じそう。2区は北村山の吉田楓、3区は天童・東村山の斎藤の走りに注目が集まる。
第1日の優勝争いは南陽・東置賜が軸で、北村山、酒田・飽海、山形、天童・東村山、鶴岡・田川が追う展開になりそう。地元入りの新庄・最上は昨年7位に沈んだが、新加入の細見、好調な山口らで上位陣に食い下がれるかがポイントとなる。
長丁場の8区も見どころの一つ。南陽・東置賜は安定感のある堀、北村山はベテラン堀に託し、天童・東村山は遠田、酒田・飽海は佐藤匠、山形は須藤のエース級を起用した。大きな順位変動もあり得るため、ミスの許されない緊迫した区間となりそうだ。
箱根経験者23人、今回も高速レース期待
第58回大会には前回と同じ23人の箱根駅伝経験者がエントリーした。区間新13、区間タイ1が生まれ、高速レースとなった前回と同様、ハイレベルな戦いになりそうだ。
出場11チーム中、最多は南陽・東置賜の8人。北村山、新庄・最上の4人を大きく上回り、オーダーが充実。オンディバ・コスマスは抜けたが、今年の箱根駅伝9区を走った神奈川大出の鈴木駿(南陽市役所)が加わり、依然高い総合力を保っている。
北村山には今年まで2年連続出場の竹内竜真(東農大)、明大時代に2度出場経験のある辻村充(東根市役所)らがメンバー入り。新庄・最上には中央学院大出の渡部恭平(最上広域市町村圏事務組合)らがいる。昨年大会で東洋大が総合優勝した際にアンカーを務めた鶴岡・田川の斎藤貴志(鶴岡市消防署)の走りも楽しみ。
第1日の1区にエントリーした箱根経験者は5人。経験者が増え続ける現状について東海大山形高陸上部の田宮健監督は「大会のレベルアップに着実につながっている」と評価。その上で「個人、またチームの練習環境の問題として、箱根経験者の走力をいかに維持、向上させていけるか。さらに、本県出身選手の力の底上げにどうつなげるかが今後の課題」と語った。
▽南陽・東置賜チーム監督の決意 鈴木輝生監督 初日の早い段階でトップに立てれば、最終日まで首位を維持できる状態まで仕上がった。選手層は厚く、去年以上に充実している。2連覇とともに、大幅な記録更新を狙いたい。
力強く選手宣誓する南陽・東置賜の渡辺清紘主将=酒田市・山新放送庄内会館
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