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【2013/04/15 山形新聞】花咲かじいさんが「枯れ木に花を咲かせましょう」…桜の開花願って「花咲けイベント」

 置賜さくら回廊観光キャンペーンのオープニングセレモニー「花咲けイベント」が15日、南陽市の烏帽子山公園で開かれ、関係者がにぎやかに桜の開花を願った。

 南陽、長井、白鷹の3市町でつくる置賜さくら回廊観光推進会議(会長・佐藤誠七白鷹町長)が展開する恒例のキャンペーン。「花咲かじいさん」人形が幹に座る「おとぎ桜」の前に関係者約70人が出席。佐藤会長のあいさつに続き、地元代表の塩田秀雄南陽市長が歓迎の言葉を述べた。

 赤湯幼稚園の園児65人が歌を披露したほか、白鷹町で高玉芝居を上演する劇団「高栄会」の団員鈴木啓さんが花咲かじいさんに扮(ふん)し登場。3市町の観光ガイドと共に、まだつぼみの桜の木に灰代わりのおがくずをまき、開花を願った。

 置賜さくら回廊は3市町の約20カ所の桜の名所や名木を結ぶ約43キロの観光ルート。18日ごろの開花が見込まれる同公園のソメイヨシノを皮切りに、長井、白鷹でも順次開花する予定。

 同日夕には同公園で赤湯温泉桜まつりの点灯式が行われた。来月6日までライトアップされる。

 置賜と上山市の9市町が連携するやまがた花回廊キャンペーンのオープニングを兼ね、JRかみのやま温泉駅でもセレモニーが行われた。


赤湯幼稚園の園児が元気に歌を披露した置賜さくら回廊オープニングセレモニー=南陽市・烏帽子山公園



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