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【2012/9/8 山形新聞】みこし3基、勇壮に 赤湯温泉ふるさと祭り

 赤湯温泉ふるさと祭りが8日、南陽市の同温泉街で始まり、同日夜のみこし巡行では男みこしと女みこし、中学生本みこしの3基が勇壮に街を練り歩いた。

 地元のみこし振興会「龍桜会」(長谷部昭広会長)の会員ら約180人の「ソイヤッソイヤッ」の掛け声とともに、祭りの華である女みこし、力強い男みこしがスタートすると、沿道に詰めかけた市民や観光客から歓声が沸き上がり興奮は最高潮。赤湯中3年生132人による元気いっぱいの本みこしも祭りを盛り上げた。

 この日は烏帽子山八幡宮のみこし渡御や稚児行列などの行事があり、メーンストリートが歩行者天国となった会場周辺ではハンググライダーの模擬体験コーナー、ゴスペルやよさこい踊りなどのステージも。最終日の9日も多彩な催しが予定され、地区内を巡回した若者獅子の御神坂(おみさか)登りと暴れ獅子太鼓の競演で祭りはクライマックスを迎える。

女みこしなどが粋な掛け声とともに赤湯温泉街を練り歩いた=南陽市赤湯