スポーツ・文化交流タウンPR

【2012/9/1 山形新聞】女子シンクロナイズドA、金子が5位 東日本トランポリン

 トランポリンの東日本選手権は最終日の2日、山形市総合スポーツセンターで個人、シンクロナイズド(2人1組)の決勝などを行った。技の難度が無制限のAクラスで、県勢は女子シンクロナイズドの金子舞穂(南陽ジュニアトランポリンクラブ)が手塚沙莉(埼玉県・大宮ガンバトランポリンクラブ)と組んで5位に入った。

金子、「個人」の雪辱果たす
 女子シンクロナイズドAクラスで5位に入った金子舞穂(南陽ジュニアトランポリンクラブ)。指導者同士が知り合いという縁から、大宮ガンバトランポリンクラブ(埼玉県)所属の手塚沙莉とのペアで臨み、息の合った演技を見せた。

 2人は中学2年生で、「滞空時間や技の難度が同程度なので組ませた」と南陽ジュニアトランポリンクラブの斎藤哲也代表。先月31日に初めて会ったばかりだが、練習から呼吸はぴったり。自信を持って本番に臨んだ。

 この日は予選を8位で通過。決勝は体のひねりを織り交ぜながら、前方や後方の宙返りを繰り返した。指先まで意識を注いだ美しいフォームを保ち、ミスなくフィニッシュ。結果は予選を上回る41.400点だった。

 ともに個人Aクラス予選敗退の雪辱を果たし、笑顔で喜び合った2人。金子は「練習の成果を出せた」と喜びつつ「もっと演技に高さを出したい」と自身の抱負も口にした。


〈女子シンクロナイズドAクラス決勝〉息の合った演技で5位に入った金子舞穂(手前、南陽ジュニアトランポリンクラブ)と手塚沙莉(大宮ガンバトランポリンクラブ)=山形市総合スポーツセンター