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【2012/8/26 山形新聞】「創作エイサー」に笑顔 南陽で沖縄の若者が園児と交流

 南陽市の若者グループと親交のある沖縄県の青年2人が25日、南陽市内の保育園を訪れ、沖縄の伝統芸能をアレンジした「創作エイサー」を披露して園児らと交流を深めた。

 来園したのは、上原堅次郎さん(37)と玉那覇仁さん(22)=ともに那覇市=。那覇市のご当地ヒーローを運営する2人は、南陽市のご当地ヒーロー「南陽宣隊アルカディオン」の考案グループ「HOPE」と交流があり、24日に共同イベントの開催を話し合うため来県。この機会に沖縄県の伝統芸能を山形県民に知ってもらおうと、HOPEメンバーを通じてエイサー披露の場を設けた。

 保育園にはおよそ80人の園児と保護者らが集合。玉那覇さんが太鼓をたたきながら激しいダンスを披露すると、その迫力に圧倒された様子で拍手を送った。会場全員でお祝いの踊り「カチャーシー」を踊ったり、エイサーで使う太鼓をたたく体験をしたりと、沖縄の文化に触れた園児たちは終始笑顔を見せていた。


玉那覇仁さん(右)と「カチャーシー」を踊る園児ら=南陽市