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【2012/6/19 山形新聞】【南陽】「源氏物語絵巻」を再現 日本画家島貫さんの展示会
 南陽市郡山在住の日本画家島貫馨秀(けいしゅう)さん(95)による「日本画展〜源氏物語絵巻を描く〜」が、同市赤湯の湯のまちギャラリーみはら堂で開かれている。
 12世紀前半に描かれたとされる源氏物語の諸場面を絵にした国宝「源氏物語絵巻」を忠実に再現しようと、25年ほど前に島貫さんが作製した絵画の展示会。鉱石から作られる日本画絵の具を使用して絹地に描かれた作品計19点が飾られている。
 女3ノ宮の元を訪れる源氏や、月明かりの下で冷泉院と語り合う源氏など、物語の印象的な場面をたおやかに描いた作品の数々に、来場者はじっくりと見入っていた。20日まで。

源氏物語の印象的な場面が描かれた日本画展=南陽市・湯のまちギャラリーみはら堂