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【2012/5/22 山形新聞】南陽市アンテナショップ、開設から1周年 仙台・記念多彩な催し
 南陽市が仙台市泉区のイオン仙台中山店内に開設したアンテナショップの1周年記念祭が20日、同店で行われた。南陽宣隊アルカディオンらのアトラクションや「つや姫」ペットボトル詰め大会、抽選会、玉こんにゃくの振る舞いなど多彩な催しがあり、多くの買い物客でにぎわった。
 「南陽ブランド」を仙台圏に発信する役割を担うアンテナショップは、昨年5月にオープン。市商工観光ブランド課のまとめによると、ことし4月末までの売上総額は1469万円で1日平均約4万3000円。延べ約2万3000人が利用した。売れ筋は(1)果物類(サクランボ、ブドウ、リンゴなど)(2)野菜(オカヒジキ、キュウリなど)(3)コメ(4)漬物(5)油揚げ。南陽から毎日運ばれる季節の朝採り野菜の人気が高いという。
 この日は、朝届いたばかりのオカヒジキやアスパラガス、コシアブラ、コゴミなどが店頭にずらりと並び、1日当たりでこれまでで最高となる20万円超の売り上げを記録した。
 セレモニーでは山形おきたま愛の武将隊を引き連れた塩田秀雄市長が「アンテナショップへのご支援に心から感謝する。6月の南陽市はサクランボの季節を迎えバラまつりが開幕する。ぜひ南陽市を訪れ、開湯920年の歴史を持つ赤湯温泉で日々の疲れを癒やしていただきたい」とアピールした。アルカディオンとのジャンケン大会も開かれ、子どもたちと触れ合った。

多彩なイベントでにぎわった南陽市のアンテナショップ1周年祭=仙台市・イオン仙台中山店