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 介護・福祉用ソフト開発などのエヌ・デーソフトウェア(南陽市、佐藤広志社長)は17日、訪問歯科診療サポートなどのメディパス(東京都港区)を子会社化すると発表した。口腔(こうくう)ケアも手掛け、サービス事業の拡充を図る。またエヌ・デーはメディパスのノウハウを介護・福祉・医療分野での事業展開の多角化につなげる考えだ。
 同日開かれた取締役会で決め、メディパスの親会社でベンチャー企業育成などのエムアウト(同)との間で株式譲渡契約を締結した。取得は6月1日付。総額7億1000万円でエムアウトが保有する全株式32万株を取得する。
 メディパスは2008年9月設立で資本金は1億円。都内を中心に歯科医院と高齢者施設のマッチングを図り、施設利用者に対する歯科医師の訪問診察をサポートしている。高齢者の口腔ケアと訪問診察に対するニーズの高まりを受け業績を伸長。提携する歯科医院は26施設、利用する高齢者施設は140施設、月間患者数は2400人超に上る。
 エヌ・デーはソフト開発だけでなく介護サービス事業なども展開。メディパスを子会社化することでサービス事業の充実を図り、ヘルスケアの総合的な事業展開を目指す。またメディパスは要介護者向けの医療・介護市場でニーズを把握することで急成長しており、エヌ・デーとしてはそのノウハウをグループでの新サービス開発などに生かしていく方針。
 またエヌ・デーは同日の取締役会で役員人事を内定した。佐藤社長ら9人を重任し富田茂取締役管理本部長は退任。監査役は金井正人氏が退任し富田氏を新任した。柴田孝氏は重任。補欠監査役として那須修県司法書士会常任理事を選んだ。6月22日の株主総会、その後の取締役会で正式に決まる。

【2012/5/18 山形新聞】