遊客人旅日記 〜 旅の徒然なるままに 〜

メモ
 喫茶店です。喫茶店。店内は、落ち着いたソファーのある「喫茶店」。マスターは、チョッキにネクタイ姿。なぜか落ち着けます。
 コーヒーもこだわりの味。奇をてらわないし、オシャレな(最近、どこにでもあるような)CAFEでもなく、少なくなった「喫茶店」です。

 山形駅からすぐ。

小腹も空いたし、なんか食べようかなあと、ふらふらして入りました。
納豆味噌ラーメンというのにも、かなり魅かれたのですが、体調的に許さないかなあと、普通の味噌ラーメンにしました。真ん中に赤い辛味噌が乗っていて、調子にのって、全部崩してしまったら、結構、来ました。
青海苔と、ねぎと、ワカメが、結構、美味しかったなあ。
全体的には、まずまず満足なお味。ランチタイムは、おにぎりが無料で付いてました。

九州は熊本の古書店で猟書していたら、
おもしろいものを発見して購入してきました。
100円だったのですけど・・・

昭和十四年五月十七日
『日本醸友会臨時大会懇親会』余興番組

というものです。
場所は、
山形市 四山楼
こちらは、現在も営業なさっておられる明治24年創業の
老舗料亭。

余興は、
花摘み踊、郷土民謡おばこ節踊、山形小唄

すごいのは芸者さんの数です。
踊の立ち方が、総勢12名。地方が、8名。

「侍女」と書かれたところには、50名!
「半玉の部」には、8名。
「お酌」には、11名。
それぞれ名前が書かれています。

さて、肝心?のお料理ですが、

****御献立****

御椀盛 雛、軟らか煮
    なめこ、うど

御向  山形名産
     鯉糸作
     芽じそ
     青味わさび

御鉢肴 最上川名産
     はやマイナイ焼
     梅洋かん
     酢取生賀

御口代 千歳新如
     魚肉、孟宗
     生椎茸
     栗、青味

御煮物 最上名物
     細竹の子
     小かぶ、わらび
     さやえんどう
     海老酒塩煮

御小丼 山ひじき
     からし合
     くるみ

御水かし 有の実
     バナナ

*************

うーん、ところどころ分からないのが
あります。
漢字も、「生賀」←しょうが !!なんていうのも。

残念ながら写真はありませんが、
山形のみなさんから見て、現在と比べて
どうなんでしょうか。
当時としては、かなり贅沢な宴席であるようですが。
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中村 智彦 (なかむら ともひこ)
 
 縁あって、長井に来るようになって、あっという間に年月が流れ、すでに丸3年目になろうとしています。

 どれくらい、お役に立てているかわからないのですが、自分のできる範囲でと思っています。

 いつの間にか、長井や、置賜の風景の中に身を置いていると、ほっとしている自分がいるようになりました。これからも、しばらくは長井通いが続きそうです。

 さて、このヤマガタンも、もう少し活用して、いろいろと仕事にも使ってみようと、新年度を迎えて、考えを新たにしました。地元の方たちに、まだまだたくさん教えていただかねばならないことがあると思っています。どうかよろしくお願いいたします。

 *私の専門の方は、こちらのブログへ。

 *私の日々の雑事は、こちらのブログへ。


 ここのブログは、山形の仕事や、感じたことなどに集中して書いてみようと思っています。
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 今泉駅の陸橋から移した写真です。真っ白な中を、トコトコと小さな車両が走っていくのは、なかなかメルヘンです。


昔はJR&山形鉄道「今泉」駅前にあったそうです。
米沢の学校に長井から通う場合、米坂線から山鉄にここで乗換えなんだけど、接続があまり良くないらしい。
「僕なんか、3年間、毎日、ここで1時間ですよ、1時間、仕方ないから毎日毎日、飽きもせずに、かめやでラーメン食ってたんですよ」と後輩。
「えーっ、カネが無い時は、カップラーメン食ってたジャンよ」とその友人。

今は、駅から少し離れたところに、やっぱり普通の民家みたいにあります。

かめやのラーメンの特徴は、馬肉チャーシュー。長井でも数軒だけが馬肉チャーシューを使っているそうです。

味はあっさり目ですが、運ばれたラーメンの上に置かれた馬肉チャーシューにびっくり。見た目ほど、味は濃くありませんが、硬めで少し癖があると思われる方もいるかも。なぜか昔懐かしい魚肉ソーセージが一切れのっています・一瞬、そういえばソーセージって原材料の欄に「馬肉」ってのが入っていたなあなって、連想してしまいました。
スープの味は、少し濃い目です。
おいしくいただきました。

メニューもシンプルでラーメンしかありません。
中華そば(並)550円

長井市今泉2246
0238−88−9753
休:火、水

 鯉って聞くと、たいていの人は「泥臭い」と拒否反応を示します。わたしゃ、先輩たちから「お前は人間が駐在員仕様にできている」と言われた人間なので、とりあえず何でも食べます。

 それでも、鯉というと、鯉の洗い(下手なところで食べると、悲しくなるくらいまずい)や、鯉こく(長野県出身者に聞くと、たいてい、「食べたくないのに大晦日に食わされた」と悲しそうな顔をする)というイメージ。

 長井に来て、鯉の飴炊きをいただいて、認識が変わりました。美味しい。内臓がこれまた美味しい。騙されたと思って、食べてみて欲しいです。

仙台空港から長井に向かう途中で入った支那そば屋さん。
山形って、ちょっと奥まったところの普通の民家のようなところに
ラーメン屋さんがあるんですねえ。
なおかつ、そんな分かりにくいところなのに混んでいるですねえ。

ここはあっさり鶏がら醤油味、縮れ麺。
「昔懐かしい」と言われている味。(だって、昔のラーメンの味知りませんから・・)東京の昔からのラーメン屋さんの味ということは言えます。よく亡くなった祖父が、「ラーメンじゃなくて、支那そばだな」と言っていた、その味に似ています。

あっさりしていて美味しいです。重いもがあんまり食べたくなく、あっさりと麺類でという時には、ぴったりかも。

ラーメン 550円也

吉野屋
山形市富の中3-8-5
11:00〜19:30
[休]日曜日

(2005年2月11日)