早いもので一月も後半である。これから寒波到来で荒れ模様の予報。
本日は白鷹町十王の皇大神社獅子頭の塗り替えの完成引き渡しを公民館で行う。
その際、雌獅子の拝見をお願いしているので楽しみである。
資料写真にちょっと鼻先だけ見えていた獅子頭で気になっていた。
塗り替えの獅子頭は二代目の宇津権九郎型の獅子頭で昭和57年、飯豊町小屋の渡部 亨氏作
の獅子頭である。
35年経っての塗り替えであるが、歯打ちが少ないので破損がほとんど無い。
タテガミも白馬毛の植替えを行っている。
気になるのは雌獅子
塗り替え獅子の引き渡しを早々済まして、雌獅子へ視線を注ぐ。
作風を読むのだが・・独特な様式だ。
風貌に萩野の獅子頭がチラチラ見え隠れするが、記名は見つからなかった。
赤外線カメラが不調で機能しない。
巻き毛眉毛の繋がり様が、米沢六郷西藤泉の大雷神社で見た獅子頭と重なるが・・。
解明には少し印象を熟成させないと閃いて来ないようだ。
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