置賜の夏の漬け物の定番といえば、丸い小茄子の「茄子漬け」だ。
ウチの茄子漬けは伊佐沢の愛子さん直伝であり、色良し、味良しの逸品だ。
これも最上川舟運の賜物。京都の食文化の影響とか・・。
産直やスーパーに並ぶ瓶入りの茄子漬けと比較してみても、茄子の青さや薄緑の彩りが違う。
茄子を瓶から箸で摘んで見ると、その鮮やかさは夏の空の蒼さなのだ。
薄緑がかった部分は沸き立つ入道雲。
じっくり漬かったものよりは、頬張るとパリっとした歯ごたえ位が絶品だ。
漬け具合で少し渋さも感じるときがある。
他所でお茶置きで戴くと、シソ味やピリ辛の下味にしたり家毎に味が違う。
置賜独特の誇れる食文化だ。
伊佐沢の獅子宿の隣に「サヨちゃんスイカ」で有名なスイカ畑がある。
今年から電気柵が設置され、毛だらけのスイカ泥棒達も近寄れなくなった。
ウン十万もかかり設置代も大変らしい。
高さ60cmの杭に三本電気コードがあり、見るからに怖い。
近寄るだけでビリビリ感スリル満点で、想像しただけで鳥肌が立つ。
近くでエンジンの草払い機での作業も出来なくなってしまった。
だから、
スイカ畑側が草ボーボーになってしまっている。涙
茄子漬けとスイカ食べて草刈り頑張らねば・・。
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