刺す様な真夏の日射しが戻って来た。
大獅子を触ると熱い。
下顎の底に車輪の付いた木枠を固定した。
ねぷた風の台座も考えたが、室内に飾る事になったので極力低い台座にした。
先日高圧洗浄機で洗ったのだが、あまり変わり映えが無い。
耳の修理も仕上げに入ったので一安心だ。
大獅子の眉の上に白いマダニのようなものが見える。
汚な猫のタロウが惰眠を貪っているのだ。
年齢不詳、数々の戦いでゾンビ顔、牙も失っている癖に喧嘩は今も絶えないボス猫だ。
その面構えからは想像出来ない様な鳴き声は子猫の甘え声の如く・・だ。
半野良の彼は、この場所がお気に入り。猫は本能的に涼しく安心な場所を知っている。
しかし間も無く、お気に入りのベットが無くなってしまうのを知る由もない。
どんな顔して落胆するか見てみたいものである。
この記事へのコメントはこちら