米沢図書館で祭の絵図資料発見

  • 米沢図書館で祭の絵図資料発見
久しぶりに米沢の図書館に訪れた。

古めかしい、郷土資料の並ぶコーナーである。

取っ付き難いが、自分にとって貴重な情報が隠れている取り放題の果樹園なのである。

今まで手にした事の無い本が目に止まった。

「粡町」(あら町)である。

長井市にもあるので見てみると米沢の粡町の古い資料だった。

「粡」という漢字は「あら」で検索できなくて「とう」と検索すると出てくる。

あらい米という意味らしい。

縁のない町の古い資料の内容だが、「弘化三年(1846)白子神社の神輿渡御」の部分に目が

釘付けとなった。資料の絵図には巨大な山車が何体も有り、行列の数は千人規模にもなりそうだ。

しかも、その絵図は後半と言う事なので前半は記されていない。





江戸時代、長井の総宮神社の例祭の行列渡御に新庄祭のような山車が11台出て、小出まで行

列したと言う話が伝えられている。

それに勝るとも劣らない行列があった事を物語っている。

今後、この絵図を実際に拝見出来ないものか調べてみたい。






2017.05.30:shishi6:[コンテンツ]

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