高さ120cmの幟を制作。
鬼杭二本の間に竿を通し、先を90°曲げた鉄棒やボルトを通す。
それを大勢で垂直に立てるのだ。
梯子等で押し上げる様だが、残念ながら実際に立てる現場は
見た事がない。祭が終わってからの片付けは伊佐沢神社で経験済みだ。
手慣れたもので、10m程の丸太を神社の下に上手に納めてしまう。
最後に鬼杭と竿の上部に木の栓をしてグルグルとロープで結んで完成となる。
幟の上部を吊り下げる横棒は風の向きでクルクル回転する様になっている。
そうでないと強風で破壊してしまう。竿の先にはススキを付けているが飾りなのか、カラス除け
かどうか定かでない。
川西で見た幟の端に赤い袋に砂を入れた物で重しにしていた。こうすると絡まったり、端がバタ
バタしてチギレを防ぐのだろう。
幟には様々な工夫が秘められている。
さて、この幟に文字を入れなくてはならない・・・。
布に普通の墨汁で書くと滲むので「濃墨」を買ってきた。
獅子箱の板に書く時も最適だそうだ。
まず書く内容を決めなくてはならない。
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