獅子舞の衣装に付き物の甲掛けは、わらじを履く時に足の甲を保護する布である。
本来は純白なのだろうが、何時しか古くなった獅子幕で縫い使用しているようだ。
獅子幕のお古で甲を守るのだからありがたい。
いろんな改良をされて呉服屋さんで販売もしている。
これは、以前ボロボロになったトアル神社の獅子幕を譲り受けて作った甲掛けである。
白い水玉や波、文字の端等の模様が入ってオシャレではないでしょうか?
来月5日に長井小学校獅子舞いクラブが米沢で獅子舞いの公演に呼ばれていて
稽古が始まっているが、そこで使用する甲掛けに一工夫してみた。
甲掛けは四角い布地に紐を二本縫い付けただけの単純な構造だ。
しかし子供の足にしては大きなサイズなので、いつも先が開いてバハバハ広がってしまうので
重ねている部分にスナップボタンとマジックテープを付けた。
こうすると紐で足首を縛るだけで良い。
うまく足の関節の下に紐を引っ掛ければ必要ないのだが・・・。
これから40人分の白装束やハッピの衣装の準備をしなくてはならない。
同日、夜も別の獅子舞や公民館への獅子頭展示の準備もあるので忙しくなりそうである。
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