快晴の日曜日、白鷹町西田尻の横越文珠の獅子舞いに訪れた。
丁字路の手前で、ドンドコと太鼓の音が聞こえてきたので軽トラを停めてカメラを手に
車外に出た。
いつもこの時がワクワクする瞬間である。
和気藹々の獅子舞いの一団が賑やかに歩いてきた。
女の子達の笛の後に、雨よけ屋根のある太鼓が続く。
まだ高徳寺境内から渡行してきたばかりか、皆元気で疲労感が無い。
10月半ばの快晴ならではの雰囲気なのだろう。
こちらの獅子頭も数年前に当工房で新調したばかりである。
真っ白なタテガミがふさふさで、鮮やかな朱が輝いているようだ。
お馴染みのF親分の計らいで、バクバクバクと渾身のご信心の歯打ちをしてもらう。
暫く撮影しながら同行すると、このまま一緒に参加してしまいたくなる様な雰囲気だ。
稲刈りも進み、小春日和の集落に笛と太鼓と獅子の歯打が響き渡る。
農機具屋さんの店頭にも中古除雪機が展示され出した。
これから、いよいよ冬支度の準備が始まるのである。
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