決められた神社の例大祭日に神事を行ない、神輿渡行や獅子舞を土日にずらす神社が多くなってき
た。土日にしか休められない参加者の都合によるものだ。
赤湯の椚塚、羽黒神社に訪れた。
小高い丘に神社があり神社の回りに古い石碑や石像がある。
こちらも神事だけすませ数名の総代方がつめていた。
拝殿には赤と黒の一対の大きな獅子頭があった。
赤い方には、獅子舞の為に幕が取り付けてあり子供達が幕を広げて練り歩くのだが、子供達が
持つには重すぎるだろうと見た。
話を聞いているうちに、この獅子頭は紙が張ってあり着色されている。 触らせてもらうと
中に柔らかい発泡スチロールが入っている。
以前、自分も同じ技法で八尺の大獅子を制作したので一気に解決した。
発泡スチロールで獅子頭を削り出し、和紙等を張って仕上げたものだった。
黒い獅子頭はだいぶ古そうでお札を粘土にして作った塑像の獅子頭という事だった。
地元の方が制作したもので詳細不明である。
作風の似ている烏帽子山八幡宮で見た獅子頭と龍が奉納されていたのを思い出した。
後日この件について調べてみたい。
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